宣教師の家で燻製をつくっているので見にこない?とさそわれて、
興味津々で駆けつけ・・といっても歩いて50mの距離です。行けば、
一人の男性が釜を見つめている・・恐れ気もなく「ハロー」と声を
かけて名乗ります。彼も「ジェイムス」と名乗り、親しそうに何か
語りかけますが、当方は「can't speak english」。2-3人でやって
いると聞いたものの、彼一人らしいと分かり、途方にくれました。
言葉が通じ合わない者が二人だけ・・と言うのはナンギなものです。
前の道を知人が通りかかり、怪訝な面持ちで「何してまんの?」と
聞かれ「これ幸い」と、ジェイムスに「he is my friend」と紹介して、
時間稼ぎをします。この人、帰りは川向こうの道を歩いていました。
先ほど、紹介されて足どめをくったので、懲りたものと思われます。
夕方、バーベキュー・パーティに家人と娘家族が参加しました。
食事の前、一人の男性から声をかけられます。昨年夏にきたとき
作ってくれた「牛丼」がおいしかったと聞き、プレスリーが
生れた町「トゥペロ」から来た一人と分かり、顔も思い出しました。
このやりとりは、娘が何とか取りもってくれて、助かりました。
食事に出たのが、レシピの「コールスロー」。バーベキュー添え物
定番のサラダです。キャベツを刻むのを手伝ったので、つくり方が
分かりました。簡単にできておいしい、材料費が安いのも魅力です。
いろんな食材を使って楽しめるサラダなので、この夏お試し下さい。
コールスローはキャベツベースのサラダです。その歴史は古く、古代ローマ時代から食べられていました。
今のような料理法は、瓶詰めのマヨネーズが普及し始めた18世紀に入ってから。バーベキューやフライド
チキンの付け合せや、サンドイッチやハンバーガー、ホットドッグなどにも使われる用途の多いサラダです。
材料
キャベツ 1/4こ 400g
にんじん 1/2本 80g
赤玉ねぎ 1/2こ 100g
さば水煮缶 1缶 180g
レーズン 少々
チャイブ 少々
マヨネーズ・ドレッシング
マヨネーズ 大さじ 6 60cc
ワインビネガー 大さじ 2 20cc
さとう 小さじ 2 10g
以上の材料を合わせてまぜるだけのドレッシングです。
作り方
キャベツは太い茎を除き、6~7ミリ巾に刻む。
にんじんは薄切りして、20ミリ×7ミリの短冊に切る。
赤玉ねぎも、にんじんと同じ大きさに切って水に晒し、
ザルにあげて水を切る。
キャベツにんじんと玉ねぎをボウルに入れ、ざっくり
まぜて、マヨネーズドレッシングで和える。
冷蔵庫に入れて2~3時間おくと味がなじんでくる。
バーベキューなどの付け合せには、このまま供します。
食べる前、さば水煮缶の煮汁を切って、コールスローに
加え、ざっくり和えてできあがり。トッピングにレーズンと
きざんだチャイブをのせていただきます。
チャイブがなければ細ネギで代用するが、なくてもよい。
レシピは、主菜がない日のおかずとしてつくりました。
さば水煮缶にしたのは正解でした。淡口を2~3滴
たらすとよりおいしいと思いますが、これは好みです。