連日の猛暑ですが、それでも畑に出ないといけません。
放っておくと草がはびこり、作物も大きくなりすぎるからです。
作物は、きゅうり、トマト、三尺ささげ、千石豆、オクラ、なす、
みょうが、とうもろこしなどです。この中で一番油断できない
のが「オクラ」・・昨日5cm位なのが今日は7cmになります。
レシピはキャベツをベースに畑でとれた「きゅうり・みょうが・
しその葉」にくわえ、いろどりに「にんじん」をつかいました。
レシピ序文に、湯来貞一さんの著書からのいただきものと
かきましたが、本では「キャベツの早漬け」と題しています。
湯来さんは材料・調味料の分量を、具体的に書いていません。
このレシピも塩の量は「手しお」とだけかいてあって、塩からく
してはいけない・・と注意をしております。
手探りで作ってみましたが、さっぱりとしたおいしい「浅漬け」が
できました。あたたかいごはんに添えて食べると食が進みます。
簡単にできるので、おためしください・・塩は少なめに・・ですよ。
レシピのタネ本は「吉兆味ばなし」です。湯木貞一さんはこんな浅漬けでも、ていねいに書いています。
本は「暮しの手帖社」の編集者「花森安治」さんとの対談をまとめたもので、1巻から4巻まであります。
テープレコーダから聞き写した原稿を、湯木さんがあれこれと手を加えたものが、4冊の本になりました。
材料
キャベツ 250g 葉っぱの部分を4cm角に手で千切る
きゅうり 180g 小口から2mmの薄切り
みょうが 60g 縦に4つに切る
しその葉 25g 5㎜巾に切る
にんじん 40g 2mmの薄切り(太ければ半月に)
しお 少々 海水塩をつかう
米酢 小さじ 3
作り方
キャベツときゅうりに塩をする
両手に塩をまぶして、千切ったキャベツをもみこむ。
塩は、おむすびをつくるときの要領です。
きゅうりの薄切りには、うすくしおを振ってしばらくおく。
塩がなじんだら、軽くもみこんでおきます。
漬物器に漬け込む
材料全部をボウルに入れて、全体をざっくりまぜる。
漬物器に移して酢を振り込んで重石をかける。
常温に30分置いて冷蔵庫に入れて一晩おく。
漬け込んで3時間もしたらたっぷりと水が出る。
急ぐときは、この段階でたべてもよい。
塩は少なめにします・・漬けあがってたべるとき、
すこし醤油をかけるくらいの塩かげんにします。
好みでしょうがの薄切りを加えてもよい。
みょうがとしょうがなら違和感がありません。
量は、せいぜい、2~3回でたべ切るくらいにする。
レシピの量は、10人分以上あります。
たべるときは漬け汁をキュッと絞ってください。