男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1480 牛肉とごぼうのキンピラ煮

2025年01月30日 | 肉類・たまご
ささがきごぼうと牛肉を甘辛く煮たキンピラ風です。肉はすき焼き肉で脂身がないのが
よろしい。ささがきごぼうは、包丁使いとピーラーの二つを試しました。ごぼうの存在感
あるのは包丁使い、しんなり口当たり良いのはピーラーの方でした。おいしい煮物です。
             
材料            
薄切り牛肉(赤身) 200g ・・2センチ×4センチの短冊に切る
ごぼう 1本 200g ・・たわしでこすり洗いしておく  
調味料            
すき焼きのたれ 大さじ5 50cc        
みりん 大さじ2 20cc        
砂糖 大さじ1 10g        
作り方            
牛肉を湯通しする            
鍋に湯を沸かし、沸き立ったら牛肉を入れ、箸で混ぜる。    
・・全量を一度に入れないで、少しずつ(50gほど)を湯通しする・・    
肉の色が変わったら引き上げ、冷水に入れる。      
全部終わったらザルに上げ水気を切る。        
牛肉を煮る            
鍋に調味料全部を入れて煮立たせる        
煮汁が沸き立ったら、牛肉を加え2~3分煮る。      
鍋の牛肉を一旦引き上げトレーに移す。        
ごぼうをささがきにして煮る          
洗ったごぼうをささがきにしながら、(牛肉を煮た)煮汁に入れる。    
・・ささがきにしたごぼうは、色が変わるので削りながら順次煮汁に移す・・  
全部をささがきにしたら、火を強めてごぼうを煮立てる。      
3~4分煮てごぼうが煮汁になじんだら、牛肉を加えて煮る。    
・・このとき、煮汁が多いようならごぼうを引き上げ煮汁を半分になるまで煮詰める・・
味見して調え、煮汁がなくなるまで煮て出来上がり。      
             
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1479 ごぼうの味噌汁

2025年01月29日 | だし・調味料・スープ類

レシピはごぼう二題「ごぼうの味噌汁」と「ごぼうと牛肉のキンピラ煮」です。生のごぼう100g

には、食物繊維5.7gを含み野菜ではトップクラスです。その5.7gの内訳は水溶性が2.3g、不溶性

が3.4gで水溶性が多いのが特長です。また、多くの野菜は調理するときに、水溶性の食物繊維が

流出して量が減るのが一般的ですが、ごぼうはその量が減らない・という優れものでもあります。

 

たとえば、野菜のなかで食物繊維が多いのはラッキョウで、調理前のものは20.7gもありますが、

そのうち18.6gが水溶性、甘酢に漬けるとそのほとんどが流出して2.9gにまで落ちてしまいます。

その点ごぼうは茹でても流れ出ないのがよろしいですね。

 

レシピの食材は二つとも「ささがきごぼう」です。一つはごぼうだけの味噌汁、あと一つもごぼう

と牛肉だけで材料的にはシンプルです。作り方の特徴は、①ささがきごぼうはアク抜きせずに調理

すること、②牛肉を熱湯に通して脂抜きすること・・の二つと思います。

 

牛肉は脂身が少ない「すき焼き用もも肉」を使います。「細切れ」や「切り落とし」も試しました

が、脂身が多いのと切り身の厚さなど、結果的に「すき焼き用もも肉」が最適でした。脂が少ない

もも肉でも、湯通しすると(脂が溶けて)1割か2割ほどは目減りする。さらに調味量で煮るとまた

1割ほど目減りして、200gの肉が150gほどになる・・牛肉の佃煮(の値段)が高い筈です。

 

二つのレシピ手順としては、味噌汁の出汁をつくるのと、キンピラ煮の牛肉を湯通しするのに少し

テマがかかりますが、おいしい味噌汁とお惣菜ができます。今回コスとは味噌汁は序文記載の通り、

キンピラ煮は牛肉とごぼう合わせて1,100円ほど(調味料不算入)でした。

 

ささがきごぼうの赤みそ仕立てで、具材はごぼうだけ。ささがきにはピーラーを
使いましたが、面倒でなければ包丁使いがよいと思います。今回コストは、出汁
の昆布と削り鰹が100円、ごぼう45円、八丁味噌35円・・出汁が一番高価でした。
             
材料 ・・2人分          
ごぼう 1/2本 70g ・・たわしでこすり洗いする  
             
調味料            
出汁昆布 5センチ 5g        
削り鰹 一つかみ 5g        
2.5カップ 450cc        
八丁味噌 大さじ2 20g        
溶き芥子   適宜        
作り方            
出汁をとる            
鍋に水と出汁昆布を入れて弱火にかける      
沸き立つ寸前に昆布を引き上げ、削り鰹を入れる      
沸き立ったら火を止め、鰹が落ち着くまでしばらく置く    
網ザルで出汁を漉しとって鍋に戻し弱火で煮る。      
ごぼうをささがきにして煮る        
ごぼうを5センチ長さの「ささがき」にする。      
・ピーラーを使うと厚さが均等にできる・・      
ささがきにしたごぼうを、出汁を張った鍋に入れて火を強める。  
・・ささがきにしたら(水にさらさず)直に出汁に入れて煮る・・    
ごぼうが柔らくなったら味噌を加える        
ごぼうを入れた鍋が煮立ったら火を弱め、中火で3~4分煮る。  
ごぼうに火が通ったら味噌を溶き入れ、味を調えてできあがり。  
器に盛り付け、(好みで)溶き芥子を添える      
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