熊本熊的日常

日常生活についての雑記

椅子

2008年05月21日 | Weblog
先月から足腰の痛みに悩まされているが、精神的な要因を除外すれば、家の椅子に問題があるように思う。長時間腰掛けていると、どうも具合が良くない。たかが椅子、されど椅子なのである。

思い起こせば、過去に勤務した職場のなかで、特に外資系は椅子にコストをかけていた。個人的に気に入っていたのはSteelcaseというメーカーのLeapというモデルだ。その椅子に出会う以前が、ネズミ色のビニールレザー貼りの典型的な事務椅子だった所為もあり、その座り心地のすばらしさに感激したものである。その次の職場ではHerman MillerのAeron Chairだった。これも良い椅子だと思うが、直前がLeapだったので、感激というほどのものはなかった。

さて、家の椅子だが、これはどうしたものだろう? 今使っているのは木製の折りたたみの椅子で、よくバーベキューセットなどとして売られているのを見かける。少なくとも私が入居する直前に住んでいた人たちより以前の住人が置いていったものだ。座るという行為を満足するには十分だが、長時間座って作業をするためのものではない。このまま使い続けるべきだろうか。今思いつく選択肢としてはふたつある。その一、座り心地の良い椅子を買う。その二、長時間座っていなければならないようなことはしない。考えるまでもなく、後者が現実的であるように思う。