今年の6作目は、長期間放置(塩漬け)されていたアキュレイト1/48のB-25Bの製作を再開します。
今年のテーマである「乗員又はエンジンが複数の飛行機」に沿った選択です。
色々な用途に使用され、もの凄くバリエーションの多いB-25の中でも初期型で、マーキングは空母ホーネットから初めて日本本土を空爆したドューリットル隊の物です。
日本海軍のイ号潜水艦による米本土西海岸での通商破壊作戦や本土への砲撃(「1941」という映画にもなりましたね)への報復措置として、陸軍の爆撃機であるB-25を積んだ空母を、航続距離ギリギリまで日本本土に接近させ、爆装+燃料満タンのB-25無理やり発艦させ日本本土を空爆するという無茶な作戦を決行しました。(ディズニー映画「パールハーバー」でも取り上げられました)
当然、空爆後は空母には戻れず、そのまま中国に着陸するという計画でしたが、燃料切れ等で、同盟国である中国が支配する地域までたどり着けずに、日本軍の支配地域に不時着したりして作戦に参加した15機は全損。
乗員も多くが無事帰還することはできなかったようです。(日本軍の捕虜→死刑など)
これに対して日本側は東京、川崎、横浜、神戸などが空爆され、死者87名、重軽傷者466名、家屋262戸という被害を受けたそうです。
改めて箱絵です。
ホ-ネットからの発艦シーンでしょう。
エンジン、コックピットはほぼ完成しています。
この頃は結構ディテールアップに凝っていました。
(写真がピンボケですみません)
それでは再開します。