タミヤの往年の名作キット、1/50零式観測機の製作開始です。
このキットはサークルの例会でメンバーの方が放出したキットをいただいた物です。
これで今年のサークルのテーマのひとつである「水上機」に合わせたキットが3個目です。
まずは箱絵です。
塗装図と英語の表記がメインになった、当時としては斬新な箱絵で、妙に高級感があります。
パーツ群です。
現在の1/48と比べて圧倒的にパーツ数が少なく、1/72レベルです。
凹の筋彫りに、凸のリベットがビッシリと打たれています。
このリベットは「おろし金」のようで古さを感じますが、今回をこれを活かして作りたいと思います。
ザッと仮組した感じでは、パーツ精度はかなり良さそうです。
では、早速制作に取り掛かります。
まずはパーツを全てランナーから切り離し、ゲートやパーティングライン、バリ(殆どありません)を取って、各パーツを綺麗に成型します。
いつも通りコックピットから製作を始める訳ですが、パーツ数からもお判りの通り、シート、計器盤、操縦桿以外に一切ディテールがありません。
パイロットのフィギュアも出来がよくありませんし、上出来のカタリナのアメリカ人パイロットを採用することもできないので、コックピット内部をスクラッチでディテールアップすることにします。
やることとしては、以下の通りです。
・プラ棒でフレームを追加
・シートベルトを自作して追加
・計器盤をデカールで表現する(デカールは余り物から流用)
・無線機、スロットルレバーなどを適当にテッチ上げる(資料が無いので・・・)
・キットの機銃は貧相で使い物にならないので、自作する
手始めにフレームの追加です。
これも資料が全く無いので、「多分この辺りにあるだろう」と見当を付けて、想像でやります。
次に機銃をスクラッチしましたが、見事失敗です。
多分、こんな感じだろうと思って作ってから、ネットでたまたま見つけた現物の資料を観てガックリ・・・。
本物はもっとスマートです。
写真の機銃は没にして、もう一度作り直しです。
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