野田首相、2兆円超の4次補正指示=今月中旬編成、農業支援策も(時事通信) - goo ニュース
野田首相は、TPP交渉への参加を表明した際に、日本の国益を守るよう全力で交渉に当たる、といった勇ましい発言をしたと記憶しています。しかしながら、党首討論の内容などを聞いていますと、内心では、交渉する気がないのではないかと疑うのです。
昨日の党首討論において、野田首相は、自民党の谷垣総裁からTPPに関する情報不足を問われことに応えて、今後は、交渉に参加することになるので、その都度、新たに得た情報は公開すると返答していました。もちろん、収集した情報を公開することは歓迎すべきことなのですが、交渉の場における日本側の要求については、何も語っていません。首相の口ぶりでは、自らは何らの要求も提案もすることなく、既存の提案をそのまま受け入れると言わんばかりなのです。TPPは、参加国も増えるのですから、”共存共栄”となるためには、様々な工夫を凝らす必要があります。
この心配を裏付けるように、野田首相は、財政不安があるにも拘わらず、第4次補正予算の編成し、当予算の中にTPP対策としての農業支援も計上するよう指示したそうです。つまり、TPP交渉において、コメの例外化を求めることは、諦めたとも受け取れるのです。野田首相は、日本国の要求や提案について、国民に説明する義務があるのではないかと思うのです。
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野田首相は、TPP交渉への参加を表明した際に、日本の国益を守るよう全力で交渉に当たる、といった勇ましい発言をしたと記憶しています。しかしながら、党首討論の内容などを聞いていますと、内心では、交渉する気がないのではないかと疑うのです。
昨日の党首討論において、野田首相は、自民党の谷垣総裁からTPPに関する情報不足を問われことに応えて、今後は、交渉に参加することになるので、その都度、新たに得た情報は公開すると返答していました。もちろん、収集した情報を公開することは歓迎すべきことなのですが、交渉の場における日本側の要求については、何も語っていません。首相の口ぶりでは、自らは何らの要求も提案もすることなく、既存の提案をそのまま受け入れると言わんばかりなのです。TPPは、参加国も増えるのですから、”共存共栄”となるためには、様々な工夫を凝らす必要があります。
この心配を裏付けるように、野田首相は、財政不安があるにも拘わらず、第4次補正予算の編成し、当予算の中にTPP対策としての農業支援も計上するよう指示したそうです。つまり、TPP交渉において、コメの例外化を求めることは、諦めたとも受け取れるのです。野田首相は、日本国の要求や提案について、国民に説明する義務があるのではないかと思うのです。
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