風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「大相撲名古屋場所をナマで観戦」

2013-07-10 20:32:13 | 日記・エッセイ・コラム

 愛知県体育館で開催されている大相撲名古屋場所(3日目)を観てきました。
久々の相撲見物。しかも、力士たちの息づかいを肌で感じることのできる土俵溜りで、座席も花道沿い。15年ぶりの日本人横綱が誕生するか、で注目される大関・稀勢の里が敗れる波乱もあって、勝負の厳しさや大相撲の魅力を目の当たりにることができました。

この相撲観戦に招いてくれたのは、先のブログ「82歳のハーモニカ奏者」で紹介しだ岡崎市の早川伸さん。共通の友である前豊田市長・鈴木公平さんと3人で溜り席に陣取りました。

ナマでの観戦は、勝敗はともかく、力士たちの真剣さや、きらびやかな刺繍を施した化粧回しの素晴らしさ、呼び出しや行司、場所の運営に当たる親方たちの表情など、テレビとは違った角度から味わえるのが魅力です。
今回も土俵に塩や水桶を運ぶ若者、
観客を座席に案内する茶屋の人など、裏方さんたちのきびきびした動きが印象的でした。取り組みや決まり手などを放送するアナウンサーも、幕下から弓取り式までの間に3人が交代するのを知りました。

このところ八百長問題などで空席が目立った観客席の変化にも気付きました。空席が少しずつ
埋まりつつあること、女性客が随分増えたこと、外国人のファンが目立つことなどです。
勝敗にかかわらず花道をさがる力士たちへの掛け声の温かさも、テレビでは知ることができないものでした。

観戦後は居酒屋へ。「今でも双葉山時代の番付を全部言える」という子どものころから大の相撲ファンで、名古屋場所へは毎年足を運んでいる早川さんの相撲談議、市長という重職を引退して新しい人生を楽しんでいる鈴木さんの近況などをサカナに酌み交わしました。

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(幕内力士の土俵入り)

 
       
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(観客席には女性客の姿が随分増えたようです)