風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「超ビッグなユリとカボチャ」

2013-07-18 07:31:26 | アート・文化

 僕が時おり足を運ぶ名古屋市農業センター。野菜、家畜、花と幅広く、当然ながら四季おりおりの変化も楽しめます。それに何と言っても魅力なのは、入場無料。
今回は、超巨大な花と野菜を一点ずつ描いてみました。
  

「イエローカサブランカ」

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今年は描くのをもたもたしているうちに開花期がほぼ終わってしまいましたが、最盛期は大人の背丈近くに伸びた茎に、直径が20センチもあろうかという花が次々と咲きます。
 交配で開発されたこの花は、文字通りユリの女王といわれるカサブランカに黄色が入っています。ユリの多くに寄せられる言葉「清楚」なんて感じはありません。カサブランカが女王なら、こちらは大王といったところでしょうか。


「アトランティックジャイアント」

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アメリカで家畜のエサとして栽培されてきた品種。カボチャの重さ比べなどで目にします。重いのは300キロを超えますが、カナダでは800余キロという記録があるそうです。
絵にした「アトランティックジャイアント」は、まだ成長段階。葉を押し分けるように図体をのぞかせてきました。これからどれだけ大きくなることやら・・・。
この農業センターには13品種のカボチャがぶら下がる「カボチャトンネル」がありますが、さすがにこれは横の畑に露地植えされています。

余談ですが、僕が少年時代を過ごした高知県の一部地域
ではカボチャのことを「ぼおふら」(文字で書いた記憶はないので「ぼうふら」かもしれません)と呼びました。豊かな土佐弁の中でも、かなりユニークでしょ。