風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋市農業センターでゴールデンウィークフェア」

2015-05-02 12:39:36 | 催し

        
             親子連れでいっぱい。木陰でお弁当を広げて

大型連休も後半へ。行楽地はどこも大賑わいですが、時おり訪れる名古屋・天白区の市農業センターでも、2日から「ゴールデンウィークフェア」が始まりました。
入園無料、駐車場も無料。親子連れに楽しいプログラムが用意されています。6日まで。

同センターはことし開設50周年。公募していた愛称は「dela(でら)ふぁーむ」と決まりました。delicious(おいしい)、enjoy(楽しい)、learn(学ぶ)、agriculture(農業)の頭文字を組み合わせたようです。
なるほど。僕も公募を知っていろいろ考えてみましたが、これは思いつきませんでした。
そういえば、名古屋弁には「すごく」とか「とても」を意味する「でら」という言葉があって「でらうまい」なんて言いますものね。

ゴールデンウィークフェアも、愛称にちなんでヒツジの毛刈りや野菜の収穫体験、スタンプラリー、遊具などが親子で楽しむ企画が並び、家畜舎では今年生まれたヒツジや乳牛、ブタの赤ちゃんたちも迎えてくれます。

この農業センターは700本もが咲き誇る枝垂れ梅が有名ですが、今の時期は通る人もほとんどない梅園の奥の方を歩いていて、何本かに梅の実がたわわにぶら下がっているのに気づきました。花の後は実がなるのは当たり前なのに、ちょっと驚くほどの光景です。
「枝垂れ梅の実は食べられますか」「梅干にでもされるのですか」
こんな質問にセンターの職員が笑いながら答えてくれました。

「花を鑑賞する梅の実は種が大きく、果肉の部分は薄いのです。梅干にはちょっと・・・。実は自然に落ちるのにまかせています」
残念。「しだれ梅ぼし」ができれば、名古屋コーチンや乳製品と並ぶ売店のヒット商品になるのに・・・。

     
       8匹の子ぶたたち。生後40日余です

       
               生後約3ヶ月の2頭の乳牛


        
       農業センターでは12年ぶりに誕生したという
       生後40日ほどのひつじ                             
  

           
                    枝垂れ梅にたわわになる梅の実