名古屋市が設けている名古屋市高年大学(鯱城学園)で、専攻コースを学ぶかたわら、クラブ活動を楽しむ生徒たちの合同作品展が、栄の市民ギャラリーで開かれています。作品からは「還暦を過ぎての手習い」に励む様子がうかがえます。14日(日)まで。
開設から30年を経た鯱城学園は社会・生活・創造・地域の4コース・10学科からなり、60歳以上の生徒たちが2年間の「学園生活」を過ごしています。
生徒たちがコースでの勉学の一方で、もう一つの楽しみがクラブ活動。37ものクラブがあり、卒業生からは「学生時代と同様、部活がより楽しかった」との声が聞かれるくらいです。
今回の作品展に参加しているのは写真、陶芸、パソコン、水彩、水墨、短歌、書道、絵手紙、パソコンペイント、ペーパークラフトの計10クラブ。
腕に覚えがありそうな作品の一方で、僕自身が何年か前に味わった初チャレンジの作品も。共通しているのは描くこと、書くこと、つくることを心から楽しんでいる様子が伝わってくることです。