風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「我々の教室展と同時開催中の『早描きスケッチ教室展』を拝見しました」

2017-03-16 07:22:15 | アート・文化

早描き水彩画教室の井手典子講師の作品

我々の「KAZEの会水彩画展」が開かれている名古屋・栄の市民ギャラリーでは、19日までの同じ期間に他にも10の団体・グループ展が開かれています。そのひとつ、水彩画の早描きスケッチ教室展を拝見してきました。

旅先で、散歩道で、自宅の窓辺で・・・、目にする風景や静物をその場で素早くスケッチする早描き。
実は、僕が定年後の趣味として絵画を選んだ理由のひとつは、国内外を旅しながらそんなことができればいいな、と夢見たからでした。ペンと固形水彩絵具、水筆、F4のスケッチブックをスーツケースに詰め込み、意気揚々とヨーロッパへのツアー旅行に出かけたものです。

しかし、非日常の旅の楽しさの中で結局、スケッチブックを開いたのは全行程を合わせて2~3回。その後も国内旅行を含めて、帰宅後に写真と記憶を頼りに時間をかけた「厚塗り画」を描いていますが、いずれ早描きスケッチへの挑戦も、との思いは捨てていません。

開催中の早描きスケッチ教室展は、画家・井手典子さんが名古屋や岐阜など8カ所で開いている教室の合同展。2つの展示室を使って約115人の風景、草花、静物画など4~6号ほどの作品が計約230点も並んでいます。
作品からは、限られた時間に一気に描き上げる生き生き感と楽しさが伝わってきます。