風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「東山動物園の仲間たち・カリフォルニアアシカの母子」

2017-03-26 07:36:45 | アート・文化

開園80周年の記念イベントで賑わう名古屋の東山動物園。動物たちも春の日差しを楽しんでいます。

カリフォルニアアシカの園舎では、勢いよくプールを泳ぎ回ったり、岩山に上がって寝転んだり。
絵にしたこの母子の昼寝シーンは、以前の写真を元に描いたものです。だから、今では子どもも大きくなって、どの子だったのか見分けがつきませんが、柔らかな日差しを浴びて眠る母子の様子が愛らしくて描きました。

といっても、母親は眠りこけているわけではありません。
ハーレムのボスであるオスのけたたましい声が響いたり、別のメスが近づいてくると、頭を上げ薄目を開けて様子をうかがいます。
安心して再び眠ろうとすると、今度は目を覚ました子どもが「マーマ、起きてよ。早く遊ぼうよ」
アシカのママも大変です。