風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「芽吹きの春を待つカキ畑」

2020-01-27 06:46:41 | アート・文化


福井県内をタクシーで走っていて、次々に果樹園が目にとまりました。
収穫や農薬散布、摘果、剪定作業などの作業がしやすく、果実に陽光を万遍なく与えるように樹高を低くして枝を大きく広げています。
「リンゴ?ナシ?」。車を止めてもらいました。

「カキです。越前柿といいます」と運転手さん。
「随分前になりますが、私も栽培方法を学ぶため新潟県のカキ生産地へ出かけたものです」

――味はどうですか。
「そりゃあ甘くて、歯ごたえもいい。越前柿を食べたら他のカキは食べられませんよ」
絵は10号です。