風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「ひと篭、いかがどす?=教室展出展作品から」

2021-12-01 07:16:15 | アート・文化


僕が学んでいる水彩画教室の教室展「KAZEの会」展が、12月7日から12日まで名古屋市民ギャラリー栄で開かれます。僕は10号の作品3点の出展を予定しており、それを順次掲載させてもらいます。1回目は昨年の晩秋、教室のスケッチ取材旅行に出掛けた京都での1枚です。

場所は、京都の台所として知られる「錦市場」。八百屋の店頭に、マツタケを3本ずつ載せて並ぶ竹篭が目にとまりました。立派なマツタケに驚きましたが、それ以上に驚いたのは値札の数字でした。

1万5000円から2万円、2万5000円、そして何と5万円も。スーパーで1本800円ほどのマツタケを見て「もう少し安ければ・・・」と思案する身としては、ただただ見入るばかりでした。
絵では、商品の値札の数字などはきちんと描かないことが多いのですが、この場合は値段そのものが絵だと考えて描きました。