あまり目立ちませんが、庭のジャノヒゲに生るジャノヒゲとクチナシの実です。
ジャノヒゲは常緑多年草。リュウノヒゲともいい、幅3㍉ほどの細長い葉を左や右に伸ばして、直径60~80㌢、高さ15~17㌢のこんもりとした半円球をつくり、その中に直径8㍉ほどの実を生らします。
草をかき分けると飛び出してくる実は、鮮やかなコバルトブルーの宝石のようです。
ジャノヒゲに寄り添うように伸びたクチナシには、長さ3㌢ほどの黄色やオレンジの楕円形の実が生っています。
料理などの色付けで知られるクチナシですが、日本では昔から「嫁のくちなし(貰い手がない)」につながるとして、女の子がいる家では植えないと言われてきました。しかし、ネットを開くと欧米では男性が女性に贈る花の定番だそうです。