リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

主婦業なるものをやってみたい

2015年03月29日 | 日々の風の吹くまま
今日も仕事、仕事。最後に残ったファイルひとつ。頭の中の小人さん(コロポックル?)がし
きりと「もういいよぉ」とごねるのを叱り飛ばして、何とか抑えて、ひたすらゴールに向かって
ホームストレッチを疾走。まったくもってメロドラマみたいな内容だけど、国際企業なのにこ
のブラックぶりと来たら。日本ではどこでもそうみたいだけど、みんなで毎日深夜まで残業し
なければ仕事が終わらないところが多いみたい。そうなるのは仕事量が人間による処理能
力を上回っているということで、だったら人を増やすのが一番の方策だろうに・・・。

ニューヨークからは何度もダメって言ってるのにまだ何だかんだと言ってくるけど、もうめん
どくさいから無視。そのうちにあきらめてくれるかな。月が替わったら引退のお知らせを出し
て置こうっと。がんばった甲斐があって、納期より3日も早く終わって、待つことはないから、
ささっと納品。ちょうど3月も終わるから、ここで思い立って4月は「臨時休業」と言うことにし
た。いつどんなのが入ってくるかわからない仕事をしながらの引越し作戦はやっぱり何かと
ストレスが増幅されていけないし、家中に溢れているモノの整理と仕分けもやらないとね。
人間、27年もひとっ所に住み着いていると、何ともすごい量のモノを溜め込む癖があるらし
い。はて、地球に優しくないよな、まったく・・・。

丸々1ヵ月、仕事なしって、いいな。そのまま5月も臨時休業、6月も臨時休業して、新居に
落ち着く頃にはめでたく引退てことになっていたりしてね。ほんとに引退したら、どんなことを
やりたいかな。まずは書くことと描くこと。本も読みたい。DVDで勉強もしたい。ご隠居さん
らしく趣味三昧と行きたい。でも、何だか「主婦業」もやってみたいような気がする。ワタシは
結婚以来ほぼぶっ通しフルタイムで仕事をして来たので、「主婦業」はやったことがないに
等しい。遠い昔、母が毎日買い物かごを下げて商店街に出かけていたように、トートバッグ
を肩に、今日のご飯は何にしようかなんて考えながらスーパーに行くのも、何となく古き良き
昭和の主婦みたいで楽しそう。それに買って来たものをその日に食べれば、魚や肉を大量
に買って冷凍しなくても良くなるから、ご飯がおいしくなるかも・・・。

新しい風景、新しい環境、新しいライフスタイル。ああ、どんよりした雲の切れ間から日が差
すのを待ちわびるような気分・・・。