リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

朝起きて今日は何をしようかと考える幸せ

2015年12月14日 | 日々の風の吹くまま
普通の時間に寝たのに、今日は外が明るいのに、なぜか2人とも9時近くまで眠ってしまっ
た。まあ、決められた時間までにどこかに行かなければならないわけじゃないからいいけど。
こういうときは隠居さん暮らしっていいもんだと思うな。新生活が始まってから4ヵ月を過ぎ
たけど、まだ一度も目覚ましをセットしたことがない。ちょっと早起きのこともあるし、今日の
ようにちょっと寝坊することもある。それでも困らないのがシニア暮らしのいいところ。

いつもの鳥の餌のような朝食を消化して、競技場のトラックをひと回りしに行く。高校は授業
中なのかな。ガンガン走っている人もいるけど、たいていはリタイヤしたシニア。手をつない
でそぞろ歩きの夫婦だったり、溌剌としたおばあちゃんだったり。歩き走りで一周して帰って
来たら「パッケージが来ています」というメール。注文してあったDVD講座で、テーマは「素
描」。絵を描くにはやっぱりデッサンの基礎くらい勉強しておかないとね。旧居からモールま
で30分近く歩いても誰ともすれ違わないことが多かったけど、ここではいろんな人とすれ違
う。まあ、住宅地と商業地区の違いではあるけど、周りに人がたくさんいるというだけで気持
が明るくなるから不思議・・・。

午後はいつものようにカレシと2人で買い物。あはっ、今日は3回も外へ出ちゃった。仕事が
ないときにはいつでも外に出たいときに出られるのがいいね。バリバリ現役のときはこんな
自由は想像もつかなかった。カレシなんか年を取って日がな1日ぼんやりテレビを見ている
ような老後を想像してなぜかパニックを起こしていたけど、ワタシは朝起きて今日は何をし
ようかなあと考えられるのんびりした老後がいいと思っていた。来年は「9割隠居、1割現役」
(それがダメならせめて「8.5割隠居」)を目指したいな。このまま本年の営業は終了しまし
たってことになってくれたらいいなあ・・・。

長年のもぐら暮らしから抜け出して、広い空を流れる雲を眺めているうちに、仕事をしてい
ないことが気にならなくなって来たらしい。そのうちに「仕事なんかもういいよ」と思うようにな
れたらしめたもんだな。ワーカホリックと言われたワタシがそこまで行きつけるかどうかわか
らないけど、働けるだけ働いたんだから、(退屈することも含めて)自由にやりたいことを気
の向くままにやれる極楽とんぼ的シニア暮らしが一番の幸せじゃないかなあ。