リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

初雪と異言語コミュニケーション

2015年12月17日 | 日々の風の吹くまま
今日も暗いなあ。朝食が済んだ頃に、ちらちらと白いものが舞い始めた。初雪だ!あっとい
う間にちらちらどころじゃなくて、もう押しも押されもしない「雪」。見渡す限り雪、雪、雪。
家々の屋根や芝生が白くなり始めた。もしかしたら積もるかな?さっそくカメラを持ち出し
てパチリ。雪ひら、写っているかな・・・。

 

今日はカレシが英語教室をやっている多文化協会のポットラックパーティ。協会のオフィス
が新年まで休みになるので、3つある英語教室全部の生徒さんがお国自慢の料理を持ち
寄っての「年納め」。なぜかいつもカレシの教室のあるところでワタシも招待されるもので、
先生の「おまけ」としてついて行く。パーティが始まるのは正午なので、その前に1時間だけ
のレッスン。中高年の生徒さんの半分は中国系で香港と本土の出身が半々。後の半分は
韓国系。初級の上のレベルなので、カレシは何とか理解してもらうべく大奮闘で、生徒さん
たちも何とか発言しようと大奮闘。あっちこっちで中国語や韓国語の助け舟が行き交う。

     

パーティ会場は小さなオフィスの唯一の「会議室・教室」。バーナビー市は特に民族の多様
化が進んでいるところだそうで、いろんな人が来ていて、ほとんどが女性。ヒジャブの人もい
る。名札に「Amal」と書いてある人に名前の意味を聞いたら「希望という意味よ」と教えてく
れた。日本だと「のぞみ」かな。いい名前ねえと言ったらにっこり。ワタシの名前の意味を聞
かれて、えっと、古い、古い昔のギリシャ語でロマンチックなポエムのことなんだけど・・・と
わかってもらえそうな言葉を探すのに大奮闘。H・ジャクソン・ブラウンJrがいみじくも言った
な、「片言の英語を話す人たちをバカにしてはいけない。その人たちは他の言語を知ってい
るということなんだから」。そうそう。こっちがその人の言語で話そうと奮闘したら、きっと理解
しようと奮闘してくれると思う。

おいしいお国料理をあれもこれもと味わって、おなかがいっぱいになって、ゲームの仲間入
りをして、おしゃべりしながら中国語と韓国語のフレーズをいくつか覚えて来て、楽しかった。
お開きになる頃には雪が雨に変わってびしょびしょ。でも、帰って来たらデッキにちょっぴり
雪が残っていた。もしも積もったら小さな雪だるまを作るつもりだったんだけどなあ。今日は
ほんとに楽しかった。お国料理の流れの勢いで、今日の夕ご飯は親子どんぶりと白菜のみ
そ汁・・・。