リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

イラッチ菌をばらまいているのは誰だ?

2015年12月20日 | 日々の風の吹くまま
あれ、雨が降っているんじゃなかったっけ。あちこちに青空が見える。テレビのニュースをつ
けたら、午前4時頃には横殴りの雨が降っていたと言っていてびっくり。たしかにデッキは濡
れているけど、雨の音にも風の音にも気づかなかった。よく眠ったということかな。今日はク
リスマス前最後の週末の日曜日と言うことで、ショッピングセンターはどこも混んでいそうだ
けど、トラックの(バッテリの)運動を兼ねてお酒の仕入れにMarket Crossingまでひとっ走
り。駐車場はいつもより車が多かったけど、おしゃれな店がないから、まだ余裕がある。

今の時期はブランド店が多い大型のショッピングセンターでは駐車スポットの争奪戦が起き
る。「あそこにある」と思って近づいて止めようとしたら別の車が現れてささっと止めてしまっ
たなんてことはよくあることだけど、クリスマス商戦は即駐車難なもので、普段はごく善良な
市民も空きを探して広い駐車場をぐるぐるぐるぐると走っているうちにイライライライラ。いい
大人がけんかを始めて、ときにはロードレージならぬパーキングレージで傷害事件、はては
殺人まで起きるからすごい。何なんだろう、いったい。愛と希望と平和と慈善がクリスマスの
精神じゃなかったのかなあ。

最近は世界のどこでもイラッチ菌が蔓延しているようで、自分の物差しで計れないもの、自
分と波長が合わないもの、自分の好みに合わないものがこの世(というか自分の視野の中)
に存在するのが耐えられないというような人が増えている感じがする。「生理的に受け付け
ない」なんていうのはもう動物的な感性だけが判断基準になっているとしか思えないけど、
人見知りは幼い子供がすることじゃなかったのかな。生理的に受け付けないからと言って、
嫌なものを消しちゃえばいいってもんじゃない。嫌なもの、合わないもの、恐いものとでも何
とか折り合って行けるようになるのが大人になるってことじゃないのかな。そういうスキルを
身につけるのが人間として成長することだと思ってたけど。

何だかわからないけど、どうも人間が大人になりにくい世の中になってしまったんじゃない
かという気もする。人間が大人になって知性と理性でものごとを考えるようになっては不都
合だという輩がいて、あの手この手で世界中にイラッチ菌をばらまいているのかもしれない。
だとしたら、どこの誰なんだろう。早くイラッチ病ワクチンを作らないと、人類、危ないかも・・・。