リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

煙汚染、マスクはしない方がいいらしい

2017年08月04日 | 日々の風の吹くまま
8月3日(木曜日)。煙霧。きのうよりもずっと濃くなった感じで、ぼやっとかすんだクィーンズ
公園の森の向こうはまさにterra incognita(未知の地)。けさは交通情報を空から知らせる
ニュース専門のラジオ局のヘリコプターが視界が悪すぎて飛べなかったとか。やれやれ、こ
の状態が週末の三連休まで続くそうで、さすがにうんざり。AQHIは朝からずっと「7」(高リ
スク)のままで、カレシは喉がいがらっぽくなったと言うし、ワタシも咳は増えていないけど、
目がごろごろしてかゆいし、鼻の奥が何となくむずむず・・・。

でも、沿岸でこんなひどさじゃ、内陸の町々はもっとすごいことになっていて、暑いところな
のに窓を開けることもできないだろうなあ。と思っていたら、市の北と西で最大級の森林火
災が続いているカムループスではAQHIが何と前代未聞の「49」という数値。指数「10」以
上はすでに健康リスクが極めて高いとされるレベルなんだけど、PM2.5の濃度はメトロバン
クーバーの10倍、スモッグに悩まされる中国でこれ以上は危険とされる濃度の2倍以上と
いうからおそろしい。市役所では屋外で作業をする市職員全員にマスクを配布したと聞いて、
これが東京だったら、新宿駅あたりの交差点なんか一面に白いマスクの海だろうなと思って
しまった。

でも、カナダ国営放送(CBC)によると、大気中の微粒子を95%ストップできるN-95マスク
を正しく着用する以外は、普通のサージカルマスクでは逆効果になることがあるとか。しっ
かり肌に密着しないので、空気が横からフィルターされずに入るし、マスクというバリアを通
しての呼吸になるので、つい呼吸が強くなって、息を深く吸うので、微粒子が肺の奥深くま
で入ってしまうんだそうな。家庭用の空気清浄器も、使用する部屋の広さに適したサイズと
パワーでなければあまり効果はないらしい。一番空気が良さそうなのは高度な空調設備が
あるショッピングモールなどの大型公共施設だとか。連休、混んだりして・・・。

そういえばと思い出したのが我が家のイオン式空気清浄器。旧居ではベースメントのオフィ
スで使っていたもので、今は寝室に置いてあるけど、けっこううるさいのでまだ使ったことは
なかった。寝るまでの間と言うことにして、寝室はけっこう広いから効果のほどはわからない
けど、気休め程度にかけておこうかな。ファンが付いているので扇風機の代わりにもなりそ
うだし・・・。