リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

次の100歳を目指すんだって

2017年08月27日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(土曜日)。晴れ。暑くなりそう。カレシはシーラが木曜日にバスルームを徹底掃除
してくれたからと「おサボリ」。それじゃあとワタシも床を掃いただけで、モップ掛けはおサボ
リ。ゴミ袋とリサイクル品とたまった酒びんをごみルームに持って行って、「土曜日の儀式」
は終了。

マンションの駐車場の一角にある住人専用ごみルームの隅には管理人のシェリーのアイデ
アで置いた返却可能な酒びんやプラスチックボトルを入れる大きな容器があって、空きびん
やボトルを置いて行くと、独り暮らしの高齢の住人が拾い出して、(たぶん年金の足しにす
るために)店で返金されるデポジットを稼いでいる。常連が2、3人いるそうで、管理組合も
黙認しているという話。ものぐさな私たちも、たまる酒びんを酒屋に運んで、返却カウンター
で行列して1回に200円かそこらの返金をもらうのは億劫なので、実にありがたいサービス。

今日はカレシの発案で、午後にメープルリッジのジムの家に行って、そこから介護棟に移っ
たカレシママに会いに行って、夜はジムとドナとの4人で前回行って気に入ったパブで夕食。
7月に入院と退院を繰り返して、「介護棟に移りたい」と言い出して、(介護棟は認知症患者
が中心なので)ジムに「まだその時じゃない」と反対されていたママだけど、たまたま空きが
できた個室に移ったのが今月の初め。最後に退院してから保健局派遣の介護の人を手こ
ずらせ、ジムが手配した民間の在宅介護サービスの人を手こずらせて、(パパもそうだった
から)ジムが「認知症の兆しが出ているのかもしれない」と判断して、移動を申し込んだとか。

ところが、移動してからのママは「元気になって楽しなんだ」とジム。ははあ、さてはジムもマ
リルーもママに1本取られたな。ちょっとしたことで骨折するようになって自立生活に自信が
持てなくなったママが、反対する子供たちに「痴呆症の兆し」を演じてみせて、まんまと希望
通りに介護棟に移ることに成功したということじゃないかな。パパの認知症の進行を10年も
見て来たんだから、ときどき顔を出すだけの子供たちよりもよく知っているはず。ワタシの勘
が当たっていたら、100歳を過ぎてもこの機知の冴えはさすがママだなと感心するしかない
な。行ってみたら、「次の100歳を目指しているのよ」と来たから、ほんとにいつものママに
戻った感じで、カレシもワタシもほっとひと安心。よかったぁ。