リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

天気は「煙」だけど日々の暮らしは普通

2017年08月05日 | 日々の風の吹くまま
      
   今日もまた・・・

8月4日(金曜日)。煙霧。天気予報でも今日の天気は「smoke(煙)」。そんな天気があるわ
きゃないだろと思うけど、朝から汚い灰色の空には何とも頼りなげな太陽。太陽光が煙でか
なり遮られているおかげで異常高温注意報は解除。でも、風がないし、日中の湿度が高め
なので、外へ出るとむわ~っ。きのうの午後はひとり住まいのシニアたちが涼しいロビーの
ソファにたむろして世間話。88歳のドリスは「暑いけど何とかなっているわよ」と元気そうだ
ったけど、ニューウェストより暑いメープルリッジのママのところは、空気が悪すぎて窓を開
けられないということはないだろうな。ちょっと心配だなあ。

注文してあったトナーが届いたので、受取代行オフィスへひとっ走り。荷物は軽いけど、歩
けばやっぱり汗だく。中身を出して空になったダンボール箱をつぶしたついでに洗濯ルーム
の隅に溜まっていたダンボールといっしょに駐車場にある専用コンテナに捨てて来て、戻っ
てからついでにと今度は溜まったお酒の空き瓶をバッグに入れてまた降りて行って、管理
人のシェリーが「空き瓶回収」で小遣い稼ぎをする住人のためにごみルームに置いている
大きな容器に入れて来た。ジンの大瓶はデポジットが倍だから、「回収おじさん」が喜ぶかな。

ちんたらやっていた仕事、納期まで後10日なので、少しはまじめにやらなくちゃと思うんだ
けど、何かやっぱり気合が入らなくて、毎日2、3ページやっては、やぁ~めた。結局また脚
本いじりに戻ってしまって、もうバージョン2(の3)くらい。去年Arts Clubの芸術総監督の
紹介で東京でお会いしたカナダ戯曲翻訳の第一人者の先生の言葉を思い出して、「悪者」
役のキャラにそれとなく人間味を含ませるせりふに書き換えてみたら、我ながらいい感じに
なったので、ここでほんとにピリオド。

最後はめでたし、めでたしになる能天気なストーリーだから、最近の政治的、社会的な主義
主張が色濃く押し出される作品と比べたら「軽すぎる」といわれてしまいそうだけど、ワタシ
が書きたいのは、そういう主義主張や意のままにならない世の中の流れに翻弄されながら
も、社会に意見を聞いてもらえるわけでもなく、つい忘れられがちで、それでも何とかめげる
ことなく、喜怒哀楽が交錯する中で人間らしく日々の暮らしを営もうとしている普通の人たち。
そう言う人たちの織り成すストーリーにこそ人種や言語を超越する普遍性があると思うか
ら・・・。