リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

で、春は来るの?まだ来ないの?

2018年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月2日(金曜日)。雨のち曇り。今日はカレシに「8時半だぞぉ」と起こされた。かなり久しぶ
りにしっかり眠れたという気がするな。このところ時間的にはよく寝ているはずなんだけど、
ふと目が覚めると頭の中でニューロンの火花が盛大に散って眠りに戻れないことが多くて、
細切れに眠っていた感じ。それが、ゆうべは目が覚めても何となく瞑想的な気分になって、
ニューロンが火花を散らし始める前にすっと眠りに戻っていたような気がする。

今日はグラウンドホッグデイ。ずっと昔アメリカのペンシルベニアに入植したドイツ系移民が
持って来た風習だそうで、冬眠から覚めて巣穴から出て来たグラウンドホッグ(マーモット)
が自分の影に驚いて穴に戻ってしまったら「冬は後6週間」、(影が見えなかったので)穴に
戻らなかったら「春は近い」と天気占い。寒くて長い冬の愉快なイベントはカナダにも広がっ
て、今では各州に占いマーモットに任命?されたジリスがいる。BC州には絶滅危惧種に指
定されているバンクーバー島原産のマーモットがいて、3年ほど前にバイオレットがグラウン
ドホッグデイの主役に抜擢されたのはいいけど、いつも晴れ舞台の日は高いびきで冬眠中
なもので、ご託宣は(冬眠中は自分の影は見えないので)「春は近い」。

ということは、カナダのこっち端では、グラウンドホッグデイが来たら春はもうすぐそこまで来
てるってことかな。「バンクーバー島バイオレット」が寝坊なおかげで春が早く来るんだったら、
これからもグラウンドホッグデイだからって起こさないで、すやすや寝ていてもらおうよ。もっ
ともCBC放送のウェブ記事の最後には、バイオレットの写真の下に「どこのグラウンドホッ
グが何と言おうと3月20日には春が来るのよ」。あはは。こっちでは「春分の日」が暦の上
での公式の春の始まりだから、とどのつまりは春まで後6週間ほど。てことは、後6週間は
まだ冬ってこと・・・だよなあ。
   

そこで、ワタシのベッド脇のナイトスタンドの隅っこにいる我が家のバンクーバー島マーモッ
トに、グラウンドホッグデイに因んで「ニューウェストミンスターウェスリー」と名付けてあげて、
自分の影を見たかどうか聞いてみたところ、「おいらにわかるわきゃねぇだろうが。雨ばっか
り、霧ばっかりで、自分の鼻先だって見えねぇんだから」。一寸先は五里霧中ということかな。
何となく人生と似てなくもないような。それでも、春よ、早く来てっ!