リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ちりばめた読点につまずいてばかり

2018年02月01日 | 日々の風の吹くまま
1月31日(水曜日)。曇り時々雨。1月も今日でおしまいで、明日から2月。早く春の訪れの
兆しが感じられるようになるといいな。まるで押し寄せる高潮にのまれたような12月に続い
て、1月も大波、小波の連続だったけど何とか乗り越えて、穏やかな凪の海に出た感じ。で
も、起きて朝ご飯の支度を始めたカレシが「ミルクがないっ」。いけない、きのうは配管の清
掃が午後遅くにずれ込んで買い物に行かなかったのに、冷蔵庫のミルクはカレシのナイト
キャップのココアに使っちゃったんだ。ということで、さっと着替えて5ドル札をつかんで向か
いのBuy-Lowへダッシュ。はあ、店がすぐそこにあってよかったぁ・・・。

今日は今年最初のオープニングナイトで、『Jitters』という、とある劇団のオープニングナイト
の舞台裏がテーマのコメディ。Jittersというのは不安や緊張で、いらいら、どきどき、そわそ
わしている状態のことで、「胃の中で蝶々がバタバタ」という表現もある。結婚式の前とか試
験が始まるの待っているときのなぁ~んとも落ち着かない気分。どれほどの舞台を踏んで
来たベテランでも、初演の夜は胃の中で蝶々が舞うんだそうな。それをコメディに仕立てて
笑い飛ばしてやろうと言う『Jitters』、はて、キャストの胃の中はどんなことになるのか・・・。

と言うわけで、夜は遊びで潰れるので、キャシーに最後の目通しをしてもらう脚本を印刷し
ながら、学術論文の英日訳の校正の仕事。テーマの分野が専門の博士が翻訳したので、
専門用語についてはまず問題ないと見て、それ以外の訳語の選択や原文の読解度、訳文
の流れ具合をチェック。最近やたらと目に付くようになった気がするけど、何でこう読点をち
りばめて文章をぶちぶちと切るんだろうな。ひどいのになると、「てにをは」ごとに読点を打っ
たような文もあって、読んでいるうちに視覚的につまずいてばかり・・・。

英語のコンマは、あるべきところにないと文章の意味が変わったり、不明瞭になったりする
から、どこにでもちょんちょんと打っていいわけじゃないんだけど、日本語の「読点」だって役
割というものがあって、英語ほどにはうるさくなくても使い方にそれなりの文法的ルールが
あるんじゃないかな。自分の日本語を読んでみると、読点があまりなくて長ったらしいから、
もしかしたら、今どきの日本の日本語はワタシが43年前に日本から持って来た日本語とは
もう同じじゃないのかも。言葉は世につれ、だし・・・。