リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

スポンジみたいな頭なんだとか

2018年02月20日 | 日々の風の吹くまま
2月19日(月曜日)。晴れ。寒いけど、雪が降らなかっただけまし。お客さんが帰国の途に
ついて、ワタシはにわか民泊の店じまい。シーツ類を剥がして洗濯機に入れて、かけ布団と
ダウンのマットを畳んでそれぞれのケースに押し込んで、カバーを剥がした枕2つと一緒に
主寝室のクローゼットの棚に。奥行がないので、頭の上になだれ落ちて来ること2回。何と
か全部ぎゅっと押し込んで、今度は3つ折りにしたフォームマットを古シーツに包んでクロー
ゼットの隅にしまって、ベッドのフレームをマットレスごとソファに畳み込んで、床にゴムマット
を敷いて、防水シートを広げて、カレシが鉢物を運んで来て、サーモスタットの設定を変えて、
これで原状復帰。

反対の端にあるスペアルームと主寝室の間を行ったりきたりしているうちにもうお昼。冷蔵
庫に残っていた半端な白菜や青梗菜を炒めて、今日のランチは野菜ラーメン。「久しぶりだ
からすごくうまいなあ」とご満悦のカレシ。うん、食べ物の量や食べる頻度を制限されてみる
と、今まで好きでも何とも思わずに食べていた変哲のないものでも、たまに食べるからこそ
すごくおいしく感じるもので、「食べられる幸せ」をかみしめるのもよし。ランチの後は、乾燥
が終わった洗濯物を全部しまうべきところにしまって、晩ご飯のラムのモロッコ風シチューを
スロークッカーに仕込んで、よぉし、急ぎの仕事をやっつけよっ。

この仕事、帰国の途についたお客さんが社長をやっている会社から飛び込んで来ていたも
ので、そう言ったら「オレが指示を出したんだから、がんばれよ」。あ、そう。それじゃ、腕まく
りをして気合を入れなくちゃ。キッチンからだんだんに漂ってくるコリアンダーやクミンやシナ
モンの匂いを嗅ぎながら、かちゃかちゃと仕事。地質学は地球の中で起こっているいろんな
ことを知ることができておもしろい。

土曜日のディナーの席で、弟氏に進学しなかったワタシには専門分野がないので「何でも
屋」で通して来たと言ったら、社長氏曰く、「何でも屋と言うから最初は大丈夫かと思ったけ
ど、どの領域をやらせてもその領域が専門かと思うような仕事をするんで、びっくりしたよ」。
うわっ、無学歴の何でも屋の翻訳者としては天にも昇るようなうれしい評価だけど、いいの
かなあ。前には「何でも吸い取るスポンジのような頭」と評してくれたけど、怖くなっちゃうと
いけないから、ヘンに買いかぶらないでよね。