リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

風船が萎むようにやる気がしゅ~っと

2018年09月03日 | 日々の風の吹くまま
9月1日(土曜日)。晴れときどき曇り。夏最後の三連休の初日。あさっては学校に戻る若い
人たちや家族が遊び納めに出かけてしまったようで、マンションの内も外もいたって静か。
バンクーバー島へ行くフェリーがよりによってこの書き入れ時に4便も欠航になって、トワッ
センのターミナルは大混雑。とうとうい駐車場が満杯になって「車で来るな」というお達しが
出る始末。バスかタクシーで来いって、たしかに車なしでも乗れるけど、カーフェリーだから
みんな車で行くんじゃないの?ま、国境も長蛇の(車の)列で、いうなれば日本のお盆みた
いなもんかな。

とりあえずしっかりと床の掃除をして、ごみを処理して、手早くランチのスープの仕込み。最
近スーパーに出回り始めたセロファンのチューブに豆類や雑穀類と乾燥野菜やスパイスが
層になって入っているもので、そのまま大鍋に2リットルから2リットル半の水と一緒に入れ
るだけのものや、自分で肉類やイモ類やにんじんなどの野菜を切って加えるものがあって、
1時間半から2時間ことこと煮込んで、好みで塩コショウの味付けを調節すれば出来上がり。
2人暮らしにはランチ3回分のスープやチャウダーが出来るので、2回分は冷凍しておけば
忙しいときに便利。

ランチの後は夕ご飯の買い物と料理と食べる時間以外はねじり鉢巻でキーをバンバン。何
ともこそばゆい美辞麗句がてんこ盛りの広報文書で、前年の記事を踏襲しろという指示。や
り難いんだよなあ、こういうの。翻訳者のスタイルは十人十色で、自分のスタイルと合わな
いとほんっとにやり難いったらない。機械翻訳しちゃいなよと言いたくなるくらい・・・。

☆☆(仕事、しないと・・・)☆☆

9月2日(日曜日)。晴れ。三連休の中日。あたりは商業地域なのに、ときたま中年暴走おじ
さんのバイクが轟音を立てて走って行く以外は、ほんっとに静か。大気の質も普通のレベル
に落ち着いたようだし、1年で一番大きな節目という感じ。

カレシがこの2、3日耳が痛いからスラニナ先生の予約を取ってくれというので、朝一番に連
休明けの火曜日の朝に予約。クリニックが休みでもオンラインで日時を選んで予約できるの
がIT時代のいいところかな。もともとカレシは耳垢が溜まりやすい性質なんだけど、ヘッド
フォンをしていることが多いし、先月は長いこと煙で空気が劣悪だったから、感染症でも起こ
したのかな。あと1ヵ月で飛行機の長旅だから、今のうちに手当てをしておかないとね。

きのうの続きで朝からがんばって、今日の午後5時が期限のファイルを何とか全部やっつ
けた。きのうは1日中これを最後にもうリタイアする!と気持を奮い立たせながら何とか納
期に間に合うペースを維持していたけど、enough is enough(もうたくさん)という気分。発
注元からの入稿が遅れていた最後のファイルが来ていて、2日遅れたのに納期の延長は
半日だけ。おまけにそんなときに限って打診して来たエンタメ関係の案件についふらふらと
なびきそうになって、でも無期限に継続ということで、こりゃあ引き受けたらリタイアするきっ
かけをつかみ損ねそうだと思い直して、「残念ながらノー」の返事。

今回は何だかこれまでとは比べものにならないストレスになっているようで、秋空にぽこぽ
こと浮いている白い雲を見上げていて、働き詰めに働いて来て、定年になっても行きたかっ
た旅行にほとんど行けないまま逝ってしまったママのことをふと思って、つい何でこんなこと
をまだやってんだろうと言う思いがむくむくとわいて来て、ほんとにやる気が風船が萎むみ
たいにしゅ~っと萎んでしまった感じ。考えてみたら、腕一本でのフリーランス稼業も29年
目の半分を過ぎたわけで、ワタシの中で何かがぷっつんと切れたのかもしれない。うん、こ
こいらで本気になって今年度末をもってリタイア!と決めちゃおうじゃないの。きっと神さま
が決断する時だよって言ってくれてるんだと思うから。