リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

20年前の台風を思い出した

2018年09月30日 | 日々の風の吹くまま
9月29日(土曜日)。曇りのち雨もよう。今日の朝の掃除は床の掃き掃除とモップかけだけ。
フローリングのあちこちにローガンが残して行った手あとと足あととよだれの跡。持って来た
プレイマットはすぐにおもちゃが外に転がり出るし、ローガンがバラバラにしてしまうしで、古
いブランケットを敷いて範囲を広げてみたら、今度はブランケットごとおもちゃを引き寄せる
ことを覚えるしまつ。赤ちゃんはちょっと目を放した隙に「初めての」何かをやらかしたりする
から、ついワクワクしてしまって、ほんっとに見ていて見飽きるってことがないね。

ニュースを見たら、超猛烈な台風が日本列島に接近中だって。ひゃっ、えらいこっちゃと思っ
たけど、私たちが日本に接近するのは日本時間の10月3日午後で、台風は1日のうちに北
の方へ抜けるようなので、飛行機が飛べないってことはまずなさそう。それでも、気流の状
態はたぶん悪いだろうから、飛行経路をどう取るかによっては大揺れするかもしれないな。
もうずいぶん昔だけど、台風一過の羽田から千歳行きに乗ったらずぅ~っと大揺れで、機体
はギシギシ、ガタガタ。照明を落としたまま、客室乗務員も着席してベルトを締めたままで、
そのうちにあっちこっちでオエェ~っ。さすがのワタシも千歳に降り立ったら足元がふらつい
たけど、あれはほんとにとんでもないフライトだったな。

10月は二百十日をとっくに過ぎていると思うけど、日本に行って台風に遭遇したのはいつ
も10月だったような気がする。近づく台風に追われるように長崎を出て、岡山で追いつか
れたのは、私たちが人生最大の危機に陥った時で、まさにその後2年吹き荒れた大嵐を予
言していたような出来事だったけど、あれはちょうど20年前。そうか、もう20年も経ったの
か。ということは、あの時私たち夫婦の間に台風のごとく「上陸」して吹き荒れて行った和風
女子たちも今ではアラフィフってことか。押せ押せだったおばちゃんはもう還暦を過ぎたは
ず。みんなその後どうなったのかな。国際結婚して海外在住という夢を叶えられたんだろう
か。首尾よく夢が叶ったものの年を重ねるにつれて望郷の念に苛まれて悶々なんてことは
ないだろうな。 (小町横丁にはたくさんいるからねえ。)

私たちはあの猛烈台風に吹き飛ばされず、怒涛のような感情の洪水にも流されず、20年
経った今でも一緒。台風一過の東京の秋を大いに楽しんで来ようっと。