リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

陽だまりで針仕事もいいもんだ

2018年09月20日 | 日々の風の吹くまま
9月19日(水曜日)。晴れのち曇り。濃い朝霧が川に沿って流れていて、上は青空。最低気
温がかなり下がった一方で川の水温はまだ高めだから、川の上に朝霧がかかるんだろうな。
移り変わる季節の風物詩ってところかな。土曜日が秋分の日で、立秋と言う節目がない西
洋の暦ではこの日が公式に秋の始まりということになっている。外はすでに木々が黄色や
赤に色づいているのに何だかずれている感じがしないでもないけど、12月の冬至までは秋。

朝ご飯の後で、リビングの隅の陽だまりでカレシのセーターの修理。ソファと同じ生地で作っ
てもらったロッキングチェアとオットマンと呼ばれるスツールのセットがワタシの「指定席」。カ
レシのお気に入りのカシミアのセーターは左の袖にちょっと目立つ穴が開いていて、袖の付
け根もあちこち解けてパッカリ。グレーっぽい霜降りのとってもいいヘザーブルーで、ウォル
マートでよく似た色の糸が買えたのはラッキー。穴の周りの編み目のループを拾いながら
穴をかがって、最後は内側から編み目を補強して出来上がり。ケーブル模様なのでほとん
ど目立たないのがもっけの幸い。でも、日差しの中で袖の中をのぞいたら、あちゃ、他にも
小さな穴がぽつぽつ。結局はかがった穴の数4つ、袖の付け根のほつれ4ヵ所の大修理。

ウールのズボンにぽつぽつ開いている小さな穴の修理はもうちょっと複雑。裾が汚れてい
るのでドライクリーニングに出してからと思ったけど、どれだけうまく塞げるかわからないの
で、ダメもとで「ウール」の設定ができるドラム式洗濯機で洗ってみたら、折り目はなくなった
けど、型崩れしなかったのでしめしめ。クリーニング屋は玄関を出て角を曲がった徒歩1分
の近さなんだけど、持って行って取りに行くのがめんどうだから、家で洗えるんだったらそれ
に越したことはないよね。カレシが東京にはもって行かないで、クルーズに持って行くと言い
出したので修理は先延ばしにして、ワタシの布製ショルダーバッグ(セーターとほぼ同じ色)
の肩紐をちょうどいい長さのところでバックルの前後を縫い付けて固定して、陽だまりでの
手仕事はおしまい。

ふむ、完全にリタイアしたら、こうやって思い立ったら吉日的にちょこちょことした「家事仕事」
をやれるようになるわけか。大工仕事の方が得意なんだけど、針仕事が嫌いなわけじゃな
いし、何かとってものどかな日常風景って感じで、うん、何だか楽しみ・・・。