リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

リタイアしたら何をしようか

2018年09月05日 | 日々の風の吹くまま
9月4日(火曜日)。晴れ。連休明けで、日本で言えば4月1日みたいなものかな。小中高大
学と一斉に新学年。学校ゾーンの速度制限が夏休みの間の50キロから30キロに変わる
ので、あちこちで登校時間にお巡りさんが出て啓蒙と違反摘発。スピード違反で止められて
警告を受けるドライバーのトップは子供を送って来た親たちだというから、ええっ?と言う感
じだけど、夏の間1日中家にいた子供たちが学校に戻るのがうれしくて、ついスピードが出
ちゃったとか?

今日は仕事なし。きのう最後のファイルを送ったついでに再来週から11月末まで休業する
と知らせておいたので、実質的に今日から仕事なし。長い休み、ばんざぁ~い。いつものよ
うに「遊びモード」への切り替えにちょっともたついたけど、毎日が遊びモードになれば「切り
替え」そのものが不要になって、すぐに「仕事モードって何?」てなことになるんじゃないかな。
このまま12月末(=年度末)で公式にリタイアすれば、その先は長ぁ~い、長ぁ~い休み。
心置きなく芝居の脚本書きや老後プロジェクトに夢中になれるし、マンション内装のリフォー
ムも仕事の予定を気にせずにやれるし、何よりも何よりも納期に追われてあたふたすること
がなくなるってのが魅力。

日本語と英語の間を往来する翻訳と言う仕事から足を洗ったら、すでに日常では話すこと
も聞くこともほとんどなくなって劣化が甚だしく、何とか読み書き(タイプ)だけでつながってい
る「日本語」がさらに遠くなるんじゃないかと言う懸念が心の隅にいつもあって、完全リタイ
アをためらっていたんだけど、Arts Clubとの関わりから、ワタシの「母なる地」である北海
道の先住民アイヌ民族とワタシの「養母国」であるカナダの先住民族の、それぞれの演劇
作品を翻訳することで、両者の民族文化交流の橋渡しをしたいなあ考えるようになって、こ
れだとリタイアしても「翻訳」から離れるわけじゃないんだと膝を打ってすっきり。

今のところはまだアイデアでしかないけど、最近のArts Clubのパーティやイベントで誰彼
かまわず「夢」として語っていたら。まじめに関心を示して聞いてくれる演劇人がかなりいた
し、生まれ故郷で郷土史の普及に関わっている親友が協力してくれそうなので、リタイア後
のプロジェクトとしてぜひやってみたいね。どこまで行けるのかはまだ五里霧中(夢中)だけ
ど、フリーの翻訳稼業にだって後先を考えずに飛び込んだわけだし・・・。