リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

未来と十年ひと昔と

2019年05月06日 | 日々の風の吹くまま
5月5日(日曜日)。☀☀☀。今日はArts Clubの朝のイベントがあるので、8時前に起きて、カレシはレクルーム外のバスルームで、ワタシは寝室のバスルームで、同時にシャワー。寝室が2つ以上あるマンションには、ひとつかふたつバスルームの他に主寝室に「エンスイート」という専用のバスルームがあることが多い。、忙しい共働きカップルの朝のけんか防止なのか、エンスイートにはシンクが2つあって、我が家も左がカレシ、右がワタシ・・・。

今日のイベントはLegacy Circle(遺言書にArts Clubへの遺贈を含めている後援者のサークル)のメンバーの集まり。サークルができた当初は数人だったのが3年経った今では50人くらい。私たちはどちらが後になっても遺産はそっくりArts Clubに残すという、それぞれの名前を変えただけでまったく同文の遺言書を作ってあって、ワタシとしては未来の演劇人を神さまがワタシに授けてくれなかった子供として考えたんだけど、カレシは「めんどくさいから、キミのと同じ文面でいいよ」。まあ、2人とも遺産を残すためにわざわざ節約する気はないからどれだけ残るかは見当もつかないけど、2人の年齢と現在の家計の状況からすると、ちょっとした奨学金基金を作れるくらいは残るんじゃないかとは思うな。

集まったのは20人ちょっとで、三々五々吹き抜けロビーに設えられたおしゃれなテーブルでコーヒーとクロワッサンやスコーンの朝ごはん。ティーカップは衣装部から借りたんだそうで、どれも骨董店で見つけたようなすてきなもの。未来の劇作家を養成するLEAPプログラムの3レベルを通過して来て、プロへの一歩手前のプログラムでデビュー作になる脚本を書いている若い2人がサークルのメンバーに感謝の辞。堅苦しい挨拶が終わった後で、私たちのテーブルに回って来た2人とそれぞれ劇作から役者の演技、はてはギリシャ悲劇まで話をすることができて楽しかった。でも、孫世代に近い2人を前にして、ふとこのまま趣味の域を出ない「永遠なる劇作家志望」のままでもいいかなあなんて・・・。

おとといダウンロードした旧ブログ12年分のバックアップファイルはどう見ても大き過ぎてインポートは無理なので、新しいカテゴリーに投稿する形で新ブログに組み込んで行くことにした。それにしても、まあ昔はやたらと肘を張ったような記事を書いていたもんだと呆れるけど、それもワタシという人間の精神史のひとコマ。十年ひと昔とはよく言ったもので・・・。