リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

久しぶりに絵を描いた!

2019年05月18日 | 日々の風の吹くまま
5月17日(金曜日)。☁☂☁☀。三連休前の金曜日。上の階の床の工事も終わったようで、今日は至って静か。カレシが去年傷めた足の親指が痛いと言うので、早いうちにちょっと端折ったウォーキング。打ち身で真っ黒になっていた爪を伸びて来る新しい爪が押すのかときどき疼くんだとか。ワタシも去年の秋に東京ステーションホテルでバスルーム内のトイレのドアの下に足を挟んた親指の爪が真っ黒になって疼くことがあるから、わかる、わかる。ワタシのも不恰好な新しい爪が伸びていて、傷んだ爪の残りを切れるまであとひと息。ほらぁ~と足を比べてみたら、あはは、ヘンなペアルック。

午前中はカレシがスカイプのグループレッスンで忙しいので、ワタシはレクルームのプチアトリエでラジオのロックを聞きながらお絵描き。頭の中の何となく漠然としたイメージに合わせてステンシルを作った後、ジェッソを塗って再生した古いカンバスに青のウォッシュをかけて放置してあったけど、おととい眺めていて「絵」が見えたので、青に赤を少しずつ混ぜて背景になる「夜空」を塗っておいて、今日はステンシルでイメージを乗せて行く作業。元々へたの横好きだから写生も実写も苦手で、風景画も静物画も実物そっくりに描けたためしがなくて、どうしてもまったく似ても似つかない絵になってしまう。だから、下書きをしても絶対にその通りにはでき上がらないので、カンバスを眺めているうちに投射されたように見えて来るイメージに絵の具を上塗りするようなやり方しかできないんだけど、それでも最初に見えたイメージとは違った絵ができることが多いかな。まあ、ちょっとカレッジの講座でちょこっと手ほどきを受けた後はまったく自己流の「お絵描き」の趣味だからどうってことはないと思うけど。

小学生のときは絵を描くのが好きで、展覧会に入選したりもしたけど、あるとき夏休みのサマースクールで指導していた先生に「両手を使うのはダメ。右手だけでやりなさい」と言われてから、つむじを曲げて絵を描くのは嫌い。でも、芝居やショートストーリーを書くときもまずイメージありきなので、基本的にワタシは絵が好きなんだと思う。あんがい、ワタシの脳内で浮かんでは飛び交っている「イメージ」がワタシの思考言語なのかもしれないな。長いこと2つの言語の隙間で荒稼ぎして来たわけだけど、ひとつの言語で言っていることをイメージ的に捉えて、それをもうひとつの言語で描写していたんじゃないかという気がする。

思考は人それぞれだと思うし、そんなんでも一人前にやって来れたんだから、極楽とんぼには極楽とんぼ流が一番だったということで、できあがった絵は題して『Nightscape』(「夜景」)。生まれつき角膜がでこぼこなワタシの目に見える夜景ってことで・・・。