リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

シニアにやさしい固定資産税の繰り延べ制度

2019年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(火曜日)。☂☁☀。連休明け(は関係ないか)。起きてみたら予報に反してまだ雨模様。でも、カレシは元気回復して、今日は庭仕事。といっても空のプランターに土を入れて「何を植えようかなあ」。でも、ここんところ道路向かいの雑貨屋にはつい買ってしまうようなものがないよ。春の園芸そのものが盛りを過ぎたと言うところかも。

朝ご飯の後で今日は何をしようかなあと考えて、あ、2枚目の絵を描きかけていたんだった。きのうは背景の「夜空」を下の方をから上の方へ微妙に明るくなるように、ペインズグレーとアリザリンレッドの混ぜ具合を変えながら塗ってみたら、ちょっと微妙すぎ。そこでまた上から下へ赤の量を増やしながら塗り重ねて行って、やっと満足の行く微妙さ。夜空は「暗い」と思われているけど、実は見える星の数や月の満ち欠けの他に地上の明かりや雲の量によって、いつも微妙に「明るい」からおもしろい。空を塗り終わったところで、新しいステンシルを切り方を変えながら6枚ほどチョキチョキ。床中を紙くずだらけにしておもしろがっているうちに、あっという間にランチタイム。

買い物帰りに郵便箱をのぞいたら、市の固定資産税の通知。住民税がないので、不動産の査定評価額に一定率をかけた固定資産税が市の財源基盤。お正月早々に来た査定通知の額が大幅増だったので税金も増えるだろうと覚悟していたけど、ずいぶん上がったなあ。区分所有マンションの我が家の評価額が1億1320万円(冗談だろと言いたいけど)で、基本税額は約44万5千円。内訳は市税が27万7千円で、他に州の学校税(13万3千円)、郡に相当するメトロバンクーバー地方行政区の税金(5千円)、公共交通の賦課金(2万5千円)、他に市のインフラ資本の賦課金その他が約6千円。(上下水道やごみ収集の料金は管理組合が払うので、持分面積に応じて徴収される管理費に含まれている。)学校税は自宅を所有していると交付金で減額される仕組みで、基本額5万7千円のところ、65歳以上の場合は8万5千円。差し引きして我が家の今年度の固定資産税は約36万円。

でも、所有者が55歳以上なら繰り延べできる制度があって、住んでいる間は州が立て替え払い(貸付)して、家を売ったときに返済する仕組み(旧居を売ったときの返済額は360万円)。低金利で、しかも単利だから雪だるま式に借金が増える心配がないので、不動産高騰で固定資産税が増える中で政府が積極的に推奨しているくらい。我が家も引っ越してからまた改めて利用しているから、契約更新の書類にサインして、忘れずに期限までに市役所に送っておかないと。