マングローブ干潟などを散策していると、頻繁にこう言う地上絵のようなのを見つけますが、なんだと思いますか? ヒント!あんまり天気の良い日には見つかりません。
これはミナミコメツキガニの砂のトンネルです。彼らで有名なのは、凄い集団で波打ち際などでご飯を食べている姿ですが、天気が悪いとか寒い日なんかは外に出てこず、砂の表面下で砂の中の有機物等を食べながらトンネルを作り移動していくのです。ですからその盛り上がった砂を、サッと手でどけてやると運が良ければ穴中に戻り損ねたカニ君を見る事が出来るのです。↓の画像だと右に穴があります。
ただ、大抵近付いて行った時点で歩く振動を感じ、穴の中に戻ってしまうので、見るには素早さと慣れが必要になって来るしょう。それよりは、「アンパルの地上絵」を楽しんで見てはどうでしょうか?