先日、いよいよ本番の桴海於茂登行きをしてきましたが、あいにくの雨です。登る前から数十m上を見ただけで雲がかぶさっていて、濡れる事は間違いなし。総勢20人程の本当にパーティーでしたが、どうなる事やら。
上の沢ではもうこんな感じ。服装を見ても何時もとは違いみんな合羽やウインドブレーカーを着てます。石垣の山とは思えないでしょ?冬の石垣は何時もこんな感じで、今まで天気の良い日しか登っていませんでしたが、基本はこんなふうに何時も山に雲がかかっていてこんな感じなのです。このお蔭で街に雨が降っていなくても、水がある程度確保出来るんですね。於茂登連山、偉い!!!
まるで仙人でも出てきそうな雰囲気ですね。亜熱帯の山中とは思えないような光景です。だけど植物に詳しい人が見ると直ぐにバレちゃいますね。何せアコウが写っているんだから(笑)
とうとう本格的な雨が降って来ました。斜面はズルズルでコケる人、続出!沢に落ちてびしょ濡れの人も・・・。ヒルは凄いし、滑るし、泥んこだし。急登ルートで戻ろうと言っていたんですが、オイラが「絶対に止めた方が良い」と言って同じルートで戻り、本当に良かったです。これで急登ルートで降りてたら大変な事になっていたでしょう。
ここまで来ればもう安心。あと20分位かな?下まで降りたら、ヒル・チェック! 先頭のHさんは7匹付いてました。他の人もみんなヒルだらけだったのに、オイラは初の、ノー・ヒルでした! と言っても途中で何匹か取っているので完全ではないですが、何よりこれだけの人数がケガ一つ無く、無事降りて来れた事が何よりです。みんなで食べたお弁当も美味しかったしね!