第3回目の県民カレッジ、生涯学習がありました。 今回もオイラが講師なので、当日の模様と下見の時の画像をまじえて紹介していきます。 今回は沢沿いを歩いての観察なので今まで以上に危険が多いです。 しかもコーディネーターのMさんが結構奥まで行くと決めたので大変だ~!
それとは関係ないんですが、始まって直に熱中症?で倒れる方がいて、 参加者ですが山仲間のOさんが側に付いて風を送ってあげたり、Mさんが駐車した場所まで連れて戻ってくれました。 こういう事もあるので参加人数が多い時はやはりそれなりに熟知したスタッフが複数いないと駄目ですね。 人数だけいても意味無いですからね。 下の画でもT師匠が後ろの方達を気遣って見てくれてるのが写ってるし、参加者ですが山仲間のNさんも、たえず周りの人を気遣ってくれてます。
サキシマスオウ(アオギリ科)の板根の前で説明してる時に撮った画像です。 山中にスオウがあるのは、やはり昔この辺りまで海水面が高かったからなんです。 おそらく数十万年前の海進時に漂着・根付いたスオウの子孫でしょう。 さらに上流にもあるんですが、みんなその辺りのスオウと遺伝子が繋がってるはずです。
子育てするカエル、アイフィンガーガエルの卵もありました。 前回のマングローブの時に説明したのを覚えてる人がいたかどうかはさておき、こんなのがばがー島(我が島)にいるんだと帰ってから子供や孫に話して頂きたいですね。 見ていると卵の中で動いてたから、もうすぐ誕生だよ!
ンタナーラとはドロの川と言う意味なんですが、確かに大雨が降ると沢の形が変わり土砂が沢山流れる川ですが、ご覧の通りドロドロ、ヌタヌタの場所もあります。 まさにンタナーラです。
今回のコース、前半に歩いたのも高間クイツ(越道)の一部なんですが、山越えの入り口部分からムチャクチャに崩れてました。 ほんのチョッと前までは一応山道があったんですが、ここまで崩壊してるとは!
つづく