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サガリバナ群落

2012年08月15日 | 何でも

先日サキシマスオウを見て頂きましたが、そういう場所がどういう場所だったか覚えていますか? 

地球の歴史の中では海の高さは何度も変わっています。 代表的なのは約6000年前や数十万年前などの海進(高く) 、1~2万年前などは海退(低く)があります。 しかもそういう場所には途方もない位長い年月が経っているというのにいまだにその痕跡が残されています。 その痕跡の一つがサキシマスオウですが、他にもモダマやタカナタマメ、石灰岩、そしてこのサガリバナモそうです。  

いまサガリバナが残っている場所は主に縄文海進(約6000年前)時に淡水が流れ出る海沿いだったと予想出来ます。 それは河口付近だったり淡水が地下から湧き出す場所だったりです。 沖縄だと今でいうマングローブ見たいな場所が有力かな? ただあくまでも予想なので、もしかしたら昔はヤエヤマヒルギのように海水だけの場所でも育って行けたのかも知れません。  

 ただ石垣島のいくつかあるサガリバナ群落は基本的にみんな淡水のある湿地や沢沿いが殆どで、殆どというかそれ以外で今オイラは思いつきません。 この群落ももちろんいくつもの川の流れを持つ広い湿地帯のような場所で、実際もうちょっと下っていくと陸地の部分は殆ど無くなり、超浅い沼状態になります。  

水の中にはテナガエビやユゴイが透けて見え、多くの群落は薄暗いイメージがありますが、ここは画像のように木漏れ日がさし、透き通った水、非常に明るい雰囲気のキレイな場所でした。 

台風明けなので花も蕾も殆ど無く、せっかく夜にみんなで花見に行こうと下見に来たんですが、残念ながらしばらくは無理ですね。 ただ場所的に面白い所なのでまた散策に来よっと。

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