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天気が良いから外で食べよう! イソフジ

2014年02月26日 | 海が好き!

人があまり来ないような海岸には、イソフジ(マメ科クララ属、絶滅危惧種)が自生してます。 内地から来た方にイソフジを見せると「フジなのに黄色い花なんですね」、とビックリ。 ただ鹿児島から来た方は黄色いのも青いのも両方見た事があると言ってました。 シーズン的にはもう終わりかけの、イソフジの花。

イソフジは九州辺りから見られるらしく、海岸に生えるのがイソフジで、山などに生える蔓植物がフジ(マメ科フジ属)です。 そう、マメ科は同じですが属が違うんです。 ただ花の形が似てるから磯の藤でイソフジです。 マメも沢山付いてました。 

 

さすが砂浜にも生えるだけあってイソフジも潮対策が色々ほどこされています。 例えば葉っぱには呼吸をする為の気孔が砂や潮風で塞がらないように細かい毛が沢山付いていたり、強い日差しにも耐えられるようにクチクラ層が分厚くあります。 人間の頭髪(キューティクル)と同じですね。 背はあまり高くならず(なれず)、砂地なので風で埋もれても負けずに枝や茎を直ぐ伸ばすし、何より少ない淡水を得るために大きさの割には地下茎が発達してます。

フジは蔓だから籠にしたりするそうですが、イソフジは普通の木の形態だから出来る訳がありません。 他にフジは花を天ぷら(マメ科は基本毒だが水にさらしたり熱を加えると食べられる物もある)にしたりして食べますが、イソフジはクララ属だから毒かな?でも姿がソックリな「ハワイのママネ」の実は鳥が食べる(もちろん生で)そうなのでクララ属だからといって毒とは限らないのかな? 

コメント
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