ニンジン(セリ科、アフガニスタン原産)と言うと皆さんはスーパー等で売ってるオレンジ色の太くて短いのを思い浮かべると思いますが石垣島には細くて長い、島ニンジンと言うのがあります。 先日マーケットに行ったら画像のような3色の島ニンジンも売ってました。 オレンジに黄色、黒(中身は紫色)、元々ニンジンには色んな色があります。 この島ニンジンと普段スーパーで売ってるニンジン、何が違うのか? 実は内地でもこの細長いニンジンはあったんですが戦国時代に西洋系が入ってきて徐々に変わり始め今に至りました。 細いのが東洋系、現在普及してるのが西洋系(実は細長いのもある)です。
オイラが子供時代はまだまだ細いニンジンも売ってたような気がするんですが、今となっては沖縄の島にんじんと京都の金時にんじん位しか思い浮かびませんね。 他にもあったら教えてください。 ちなみに西洋系、東洋系といっても元は同じで、ヨーロッパルートで改良して行ったのが西洋系で東洋系は中国ですね。 沖縄はとにかくニンジンが大好きで消費量も日本一。 「にんじんしりしり」と言うニンジン炒めを大量に食べ、包丁で細長く切るのも毎回大変なので専用の「しりしり器」と言うのもあります。 大根おろしの要領でニンジンを擦ると細長く卸せ、これさえあれば貴方も簡単にしりしりが作れます。 お土産にどうぞ!