リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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石垣島の巨樹・巨木巡り 1日目の2

2018年03月02日 | 山が好き!

お弁当を食べた後、午後からは国指定・天然記念物のヤエヤマシタン(マメ科、樹齢約200年)の巨木を見に行きました。1950(昭和25)年に琉球政府指定の天然記念物になり、戦後沖縄が日本に復帰した1972(昭和47)年から国指定の天然記念物になったのです。なぜそんなに昔から大切にされて来たのかと言うと、ヤエヤマシタンは国内では石垣島のみでしか確認されていないのです。石垣島と西表島は凄く近い距離にあるのに、お互いそれぞれにしかない動植物が結構あります。昔はあったのに、と言うんではなく元から無いのです。

オイラは長い間来ていなかったんですが、話には聞いていましたがかなり弱った状態です。あたりはヒルだらけだったのに全くいないし、もっと森の中だった記憶があるのにスッカリ明るい場所に変わっていました。画像奥を見て下さい、空が見えるでしょう?直ぐ横が牧草地として開かれています。これじゃぁいくら頑張っても厳しいはず、台風の時は潮混じりの雨風をもろに受ける事もあるでしょう。

2本とも樹木医さんが治療をした跡があり、土壌にも肥料を入れるなど色々と手を掛けています。見上げて見ると新たな新芽が出て来ているので頑張って欲しい所ですね。今年の台風がどうなるか?です。そして更に酷い事実が色々あります。

わかりますか?根の一部を切り取られた跡です! 1ヶ所じゃありません、何カ所もです! 当時1984(昭和59)年2月の地元新聞にもその記事が載ったそうで、未だ犯人は捕まっていません。昔からヤエヤマシタンは材として人気があり、それが原因で数を減らしたと言われています。そして次も、

これは天然記念物のシタンとは違うシタンですが、調査保護の為の番記が付いてます。問題はその横の傷です。こういう悪戯をする人がいるんです! これらを見た皆さんが「こう言う事をした人は必ずその報いを受けてるよ、そうじゃないとおかしい!」と言っていました。オイラもそう思います。こういうイタズラや踏圧対策の為にも早く周囲を囲った方が良いですね。

シタン繋がりで言うと以前にも書きましたが、石垣市は新たに発見されたヤエヤマシタンの小群落がある林を「文化財委員会が残した方が良い」としたのに、道路を通す為に伐採しようとしています。こんな貴重な樹を何とも思っていないんですね。日本国内唯一、石垣島にしかないヤエヤマシタンの全滅があったなら、それは紛れもない人災です。

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