6月でもまだ見られるヤエヤマコンテリギ(ユキノシタ科)です。花の時期は3月から5月と言われます。ですが山に入るとまだまだ花は全開でした。石垣・西表の固有種でこの時期しか見られないからタイミングが合わないとなかなか見られません。
沢沿いなど水場が好きな植物で、この時も滝のそばで撮影しました。花は周囲の白い花びらが3枚の(装飾花)じゃなく、その内側の小さいの(両性花)が沢山あるのが花です。装飾花は昆虫など(ポリネータ)に対しアピールする為、受粉部分を退化させ代わりに花びらを巨大化し、より目立つ事を優先させる為にこのような形になったと言われます。同じユキノシタ科のガクアジサイを人為的に改良したのがアジサイです。
これが両性花の部分のUPです。大きさは小さいけどこうして見ると結構複雑で派手な花ですね。
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