内地と違い殆ど気温30度にならないんですが、ここの所、連日30度前後です。おまけに梅雨間近なので湿度も凄い。この暑さにまだ慣れてない体に人もネコなんかもウンザリですが、自然界は大喜び。林道を歩いていると色んな花が咲き始め、いよいよ亜熱帯・石垣島の季節。
クマタケラン(ショウガ科)です。昔はランじゃないけどキレイな花にはランと付ける事が良くあります。本当はゲットウ(月桃)の仲間です。本当のランじゃないってだけで、こんなにキレイなのに道端にあっても全く盗掘されません。良いのか悪いのか?
チャボイナモリ(アカネ科)。他のイナモリと名の付く花の中で一番小さい花が付きます。さらにツボミ時に上から見ると星の形に見えます。以前にも書きましたが、チャボイナモリは抗ガン剤に使える「カンプトテシン系アルカロイド」の成分を持っています。石垣島ではヤクルトがクロタキカズラ科のクサミズキから、同じその成分を抽出するため農家にお願いして作っていましたが、「クサミズキより増やす事が容易なチャボイナモリにシフトした」と言う話をネットで見たような気がします。実際に島でクサミズキ(島ではヤクルトの木と言う)を植えてる畑を見なくなってきました。
最後はコンロンカ(これもアカネ科)。白いのが花だと思って「コンロンカの花が咲いた」と言う人がいますが、コンロンカの花はこの黄色いのです。コンロンカの場合、白い部分は葉っぱだったかな?
こんな具合に石垣島は、「本格亜熱帯シーズン」に入って来ました。
#リフトアップ石垣島エコツアー
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