高間クイツ(越道)と言うのは山越えの道としてだけでなく、炭を運ぶ道でもありました。 画像は下見の時で、炭窯跡の中に入っています。 この隣には周りと違って開けてる部分があり、おそらく炭焼きおじぃがココで小屋でも作り寝泊りして炭焼きをしていたり、焼いた炭が冷えるまで置いておいたスペースだったんでしょう。 この石積みの切れてる口から現地調達で木を入れていく訳です。 ハブに気を付けてね!
高間クイツを過ぎると後は道なんかありません、沢歩きです。 途中の岩にはこんな隙間があり、違う種類の岩が挟まっていたのか何なのか、オイラが石垣に来た最初の頃からずっと疑問に思っている隙間と言うか穴です。 もうちょっとちゃんとした円の穴もあり、ポットホールのようなすり鉢状でなく、川平湾などにある謎の縦穴を小さくしたような開き方で、それも謎です。
終点のクムル(沼とか水の溜まりと言う意味)です。 ここで休憩して後はまた引き返します。 結局今回も水に浸かってしまう人続出! こここそ来た事無い人ばかりで何時もそうですか、「2度と来る事は無い、良い体験させて貰った」、とご婦人達が言ってました。 確かにオイラのツアーでもここまで連れてくるのは何度か来て頂いたリピーターで、その技量が分ってるお客様(希望者)しか連れて来ません。
沢には落ちなくても最後には土砂降りの雨でした。 雨が降りそうな時点でオイラもMさんも気付いていたので予定より早目に切り上げて、それでも濡れましたが全員スタート地点に戻って来れました。 駐車場はすぐ隣ですがしばしの雨宿り。 山の側だったので雷が物凄く近く、その爆音にみんなビックリ! だけど早退こそはあったけど、結局今回もケガ人無しで良かったです。 こんな感じになると分ってたら、ストーブ(屋外用コンロ)とおやつでも用意して、コーヒーブレイクにでもしたんですけどね(笑)
第3回講座はこれでおしまいです。 この日はオイラもヌカカに刺されずに終われました(笑)。 次回、最終回は安良村跡他の散策で、石垣島の歴史や文化等に興味がある方は一度入ってみたい場所ですね。 お楽しみに!