リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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第3回講座 ンタナーラのサキシマスオウノキ群落観察 2

2012年08月08日 | 何でも

高間クイツ(越道)と言うのは山越えの道としてだけでなく、炭を運ぶ道でもありました。 画像は下見の時で、炭窯跡の中に入っています。 この隣には周りと違って開けてる部分があり、おそらく炭焼きおじぃがココで小屋でも作り寝泊りして炭焼きをしていたり、焼いた炭が冷えるまで置いておいたスペースだったんでしょう。 この石積みの切れてる口から現地調達で木を入れていく訳です。 ハブに気を付けてね!

高間クイツを過ぎると後は道なんかありません、沢歩きです。 途中の岩にはこんな隙間があり、違う種類の岩が挟まっていたのか何なのか、オイラが石垣に来た最初の頃からずっと疑問に思っている隙間と言うか穴です。 もうちょっとちゃんとした円の穴もあり、ポットホールのようなすり鉢状でなく、川平湾などにある謎の縦穴を小さくしたような開き方で、それも謎です。

終点のクムル(沼とか水の溜まりと言う意味)です。 ここで休憩して後はまた引き返します。 結局今回も水に浸かってしまう人続出! こここそ来た事無い人ばかりで何時もそうですか、「2度と来る事は無い、良い体験させて貰った」、とご婦人達が言ってました。 確かにオイラのツアーでもここまで連れてくるのは何度か来て頂いたリピーターで、その技量が分ってるお客様(希望者)しか連れて来ません。   

沢には落ちなくても最後には土砂降りの雨でした。 雨が降りそうな時点でオイラもMさんも気付いていたので予定より早目に切り上げて、それでも濡れましたが全員スタート地点に戻って来れました。 駐車場はすぐ隣ですがしばしの雨宿り。 山の側だったので雷が物凄く近く、その爆音にみんなビックリ! だけど早退こそはあったけど、結局今回もケガ人無しで良かったです。 こんな感じになると分ってたら、ストーブ(屋外用コンロ)とおやつでも用意して、コーヒーブレイクにでもしたんですけどね(笑) 

第3回講座はこれでおしまいです。 この日はオイラもヌカカに刺されずに終われました(笑)。 次回、最終回は安良村跡他の散策で、石垣島の歴史や文化等に興味がある方は一度入ってみたい場所ですね。 お楽しみに!

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第3回講座 ンタナーラのサキシマスオウノキ群落観察 1

2012年08月06日 | 何でも

第3回目の県民カレッジ、生涯学習がありました。 今回もオイラが講師なので、当日の模様と下見の時の画像をまじえて紹介していきます。 今回は沢沿いを歩いての観察なので今まで以上に危険が多いです。 しかもコーディネーターのMさんが結構奥まで行くと決めたので大変だ~! 

それとは関係ないんですが、始まって直に熱中症?で倒れる方がいて、 参加者ですが山仲間のOさんが側に付いて風を送ってあげたり、Mさんが駐車した場所まで連れて戻ってくれました。 こういう事もあるので参加人数が多い時はやはりそれなりに熟知したスタッフが複数いないと駄目ですね。 人数だけいても意味無いですからね。 下の画でもT師匠が後ろの方達を気遣って見てくれてるのが写ってるし、参加者ですが山仲間のNさんも、たえず周りの人を気遣ってくれてます。

サキシマスオウ(アオギリ科)の板根の前で説明してる時に撮った画像です。 山中にスオウがあるのは、やはり昔この辺りまで海水面が高かったからなんです。 おそらく数十万年前の海進時に漂着・根付いたスオウの子孫でしょう。 さらに上流にもあるんですが、みんなその辺りのスオウと遺伝子が繋がってるはずです。 

子育てするカエル、アイフィンガーガエルの卵もありました。 前回のマングローブの時に説明したのを覚えてる人がいたかどうかはさておき、こんなのがばがー島(我が島)にいるんだと帰ってから子供や孫に話して頂きたいですね。 見ていると卵の中で動いてたから、もうすぐ誕生だよ! 

ンタナーラとはドロの川と言う意味なんですが、確かに大雨が降ると沢の形が変わり土砂が沢山流れる川ですが、ご覧の通りドロドロ、ヌタヌタの場所もあります。 まさにンタナーラです。  

今回のコース、前半に歩いたのも高間クイツ(越道)の一部なんですが、山越えの入り口部分からムチャクチャに崩れてました。 ほんのチョッと前までは一応山道があったんですが、ここまで崩壊してるとは!    

つづく  

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やられた~!

2012年08月03日 | 山が好き!

火曜日に第3回講座の下見に行ったらヌカカ(ヌカカ科)にやられました! ヌカカというのは糠のように小さい蚊なので糠蚊と言われます。 刺されたのは分っていましたが、痒くないし腫れて来ないから毒を注入する前に直ぐに離れたのかなと思ってたんですが、帰って鏡を見たらご覧の通り、瞼が半分くらい腫れてます。 本当のオイラはパッチリ眼です(笑)。

一晩寝て起きたら目が開きません。 急いで鏡で見たらココまで腫れてました!(眼を閉じてるんじゃないよ)。 瞼は弱い所なので普通以上に腫れてしまったようです。 ただこの時も、痛くも痒くも無いのが救いでした。 この日の夜には最初の写真くらい眼が開くようになって一安心。 次の日にはだいぶマシになったと思っていたんですが違ってました。 以前の足の時と同じで毒が下がって目の下側が膨らんでいました。 押して見るとチョッと痛い。 これを書いてる金曜日にはほぼ正常に戻りましたが、押して見るとまだ少し痛いです。 

ちなみに痒くもたいして痛くもなかったので、今回は全く薬を使ってません。 

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第2回講座 宮良川のヒルギ群落観察 3

2012年08月01日 | 何でも

今回でシリーズ最後になります。 画像は干潮時だから出来る川渡りです。 通常は首ぐらいまであるなんて信じられないでしょ。  

このあと何時もカヌーでしか行った事のない、中州の向こう側にある海喰洞を見に行きました。 もちろん普通の洞窟のように淡水の流れによって開いた口だと思いますが、数千年前の海がこの辺りまで来てた頃に激しく削れたんじゃないかと思ってるので、海からだいぶ離れていますが、とりあえず海喰洞と言っておきましょう。   

この2本の煙突が以前、八重糖の工場があった場所で、ココを特別に通らせて頂いて道路に戻り、元の集合場所まで戻ります。 画像は下見の時に敷地まで出る為の草刈の様子です。 一番年下なのに2人に任せて写真ばかり撮ってるんじゃない!って? 

倒すにはお金がかかるのでそのままです。 ですがこの辺りではランドマーク的な役目をしているので、宮良川のカヌーをやったり、初めて通るような道を走ってる時も、良い目印になります。 

ひやぁ~、みんなドロドロのビショビショ。 この絵では晴れてますが、結構雨も降って汗なのか雨なのか分りません。 取とりあえず今回も無事故でした。 次回は沢歩きに近い事をやります。 大変だ~。 

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