

どうやらお天気は
下り坂のようです。
午後2時位からぽつぽつ
雨が降って来ました。
降っているか、
いないかのような優しい雨。
それにしても、昨夜の
お月様の美しかった事!!
そのお月様は、
運のいい事に休む頃には丁度、寝室の斜め上に・・。
お月見しながら眠りに就くという、幸運を味わせて頂きました。
“四季の変化に伴う、ブレア・ウォーターを全てエミリーは
愛していた ―― 夏の輝き、黄昏時の銀色、月光の下の奇跡、
雨の日に作るえくぼの輪、みんな美しかった。
今のこの暗い、陰気さをも愛した。・・・”
【「エミリーの求めるもの」 第10章】
エミリーならずとも、四季があるって、いいですね。
尤も最近は、何事も、ドカン、ドカンと直球勝負気味では、ありますが・・。


なりました。
今日は、昨日の、お月見に
因んで、月見茶席? を
設けました。
昨日のお団子は、甘辛い
タレを作って、大好きな、
みたらし団子に変身。
お団子の下には、ローズ
ゼラニウムの葉っぱを・・。
甘く、仄かに香ります。
今日は、昆布茶を入れてみました。コップは、手作り展で買い求めたもの。
触れば壊れそうに薄いコップですが、意外に丈夫です。
そして・・。今日は、お天気がもう一つですので、蝋燭も灯してみました。
今宵は月の光は、望むべくもありませんが、この次には、
月光と蝋燭の灯りだけで、夜を過ごすのも、いいかも知れませんね。
それにしても、いつの間にか、蝋燭が似合う季節になったのだと思いますと・・
少なからず感慨を覚えます。
“やがて9月の夕暮れが来て・・・・・エミリーが居間の
あちこちに挿したキャンドルも用意出来た ―― 小さな、
嬉しそうな、黄色のキャンドル ―― 赤い、喧嘩好きな
キャンドル ―― 夢見るような青いキャンドル ――
トランプのハートや、ダイヤモンドを一杯に描いた
荒っぽいキャンドル ―― ほっそりと貴婦人のようなのも。”
【「エミリーの求めるもの」 第9章】