こちらは雨の朝となりました。
午前中は降ったりやんだり・・。
何とも安定しない天気です。
ところが正午を回った途端に、
急激に回復。天気予報通りです。
そんな中、今日1番の幸せ。
起床して窓を開けるや否や、
鼻孔をくすぐる仄かな香り・・。
これは・・?
つい先日嗅いだばかりの香り。
未だ覚めやらぬボ~ッとした
寝起きの頭にもそれが
金木犀の香り・・に結びつくまで、
たいした時間はかかりません。
それにしても先日は、
たった1ヶ所だけの金木犀の花が、
あっちにもこっちにも。
いよいよ本格的なアロマの季節の
到来だと思うと心、ウキウキです。
“紅薔薇 は真っ盛りだった。
セーラは元からこの薔薇が好きだった ――
薔薇自身、セーラと同じく、
溌剌とした生命の喜びで活き活きとしていた。・・・ 略 ・・・”
【「アンの友達」 6.】
そしてもう一つ。香り高いと言えば、リラ版 「公爵夫人の薔薇」 の開花。
気のせいでしょうか、気付かないうちに咲いたものですから、
今日のそれは、ちょっぴり “やんちゃ気味” な気がして。
蕾のうちから今日咲くか明日咲くかと・・見守っていたものとは、
どこか違う気がします。凛としていて、近寄り難い雰囲気は感じられません。
いいえ、ほんの少し遠のいただけですね。
“水もしたたる、素敵な薔薇・・” には間違いありませんから。
雨に濡れて艶やかさが、より増したような気がします。