いつの間にか10月も半ば・・。
暑からず、寒からず・・。
いいえ、日中は汗ばむ程の陽気。
でも、いい気候。
汗ばんだ身体もちょっと陰に
入れば一気に引き・・。
春とは違う秋ならではの
心地良さでしょう。
見上げた空には、
ぽっかり浮かぶ白い雲。
様々な形に姿を変え、
思わず見惚(と)れ。
時間を忘れます。
せせらぎの音。
川辺に秋桜の群生。舞う蝶。
そしてお彼岸を過ぎて久しいのに、
今年はまだまだ元気な曼珠沙華です。
【「萩」 の群生】
・・・ 略 ・・・「 空気の中に魔法がこもっているわ。ご覧なさいな!
谷間の畑の窪みが 紫色 に見えるじゃないの、ダイアナ。
そしてまあ、樅の枯葉の匂いを嗅いでご覧なさいな! (中略)
このような日に生きるものは幸いなるかな。
されど樅の枯葉の香を楽しむはまさに天国なり。(中略)」
【「アンの青春」 第6章】
今日は、アンよろしく
近所の友人を誘って探検? です。
お昼は簡単におにぎりを持って。
こちらには 「樅」 こそありませんが
「金木犀」 は一般家庭どころか
至る所に植えられています。
こんな所にまで・・と思う程。
従って今の季節は上のアンの
言葉ではありませんが、まさに
空気の中に魔法がこもっています。
そして谷の窪みには、萩の花。
ここにも若干違いますが、『アンの世界』 が広がっているではありませんか。
少々、こじつけ気味ではありますが、『アンの世界』? を満喫して来ました。
(『アンの世界』 の紫色は、「紫苑」。こちらは「萩」)