【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

涼を呼ぶ夏の粋

2016-06-17 18:11:28 | 香る庭の花綴り












アンは自分の部屋に飾るのに
花瓶に一杯の 6月 の百合と、
書斎のギルバートの机に置くのに
スーザンの芍薬しゃくやくを切っていた・・・・・
(中略)
特別暑かった6月の日中が過ぎて、
空気は生き返ったようになり、
港は銀とも金とも分からない色になっていた。            
                   【「炉辺荘のアン」 第5章】









   昨日の雨は上がりましたが、今日は梅雨らしい鈍色の空になっています。
  とは言え、カメラのファインダーから覗く光は、思いがけず明るくて。
  1年中で一番、日の長い6月ですから当然ですけれど。

   雨、鈍色の空、鬱然とした湿った空気・・。
  そんなものが、6月は、つい暗いというイメージになってしまうのでしょう。

   ところで、つい先日、先端を白くしたばかりの半夏生(ハンゲショウ)が、
  いよいよ全体を白く染め始めたようです。

   紅葉ならぬ白葉。
  何とも言えぬ仄けさに、この季節ならではの慎ましやかさを感じます。

   そして夏の風物詩、朝顔も咲き始めました。
  朝顔は、それこそ毎年植えますが、大好きな青系に拘っています。



















   

   朝顔、縁側、行水、石鹸、浴衣・・とくれば、そう昭和の夏。
  湯上りに仄かに漂う石鹸の香りって粋ですね。

   写真は、今ハマっている個人輸入形式でのお取り寄せ。
  「ヌビアンヘリテージ ローシアバター」 ソープです。
  日本で買うよりかなりお安くて、お得感大。

   「フランキンセンス & ミルラ」 の香り。
  この香りは、好みが分かれる所でしょうが、私は平気です。
  何個か買って、ランジェリーケースの中にも。癒される香りです。