【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

梅雨の晴れ間を独り占め

2016-06-23 18:26:58 | 香る庭の花綴り







【「半夏生(ハンゲショウ)」】










まだ雨の雫が大粒の真珠のように
金蓮花きんれんかの葉に乗っていた。
空気は快く爽やかだった。
熊蜂が小川を縁取って咲く白クローバーの上を
ブンブン飛び回っていた。
ほっそりした青蜻蛉が水の上に光っていた・・・・・
悪魔のかがり針だとスーザンは言っていた。                    
                     【「炉辺荘のアン」 第37章】







   短時間とは言え、大きな雨が降った今朝。
  しかしながらその後は、嘘のように雲が途切れ、
  ぐんぐんと突き抜けるような青空になりました。
  不覚にも、その心地良さと言ったら・・。

   そんな梅雨の晴れ間は、むしむしと暑く、
  地熱が湯気を噴き上げているような不快な時が多いものです。

   意外にも今日は、カラッとしていて爽やかです。
  何だか得した気分。

   とは言え、この度の集中豪雨は各地に被害をもたらしたようです。
  又、すぐ次の梅雨前線も来ているようです。まだまだ注意が必要ですね。










【ブルーサルビア】




   さて、先日は、  
  先端を白く染め始めた
  ばかりの半夏生でしたね。

   ここに来て、
  ニョキニョキと
  穂花も立て始めました。
  白くなった葉と穂花。

   こうなれば・・。
  湿潤な土を白く埋める
  のももうすぐです。

   そしてセージの仲間の
  ブルーサルビア。

   半夏生とは対照的に
  青い小さな花を沢山
  付けています。

   梅雨の季節だからこその
  白と青の清涼な花。

   再び咲き始めた
  芳香の白薔薇と共に、
  欠かす事の出来ない
  貴重な季節の花となっています。