その日、春は歩み出そうとしていた・・・ 歩き方を覚えかけた可愛い赤ん坊のように。 冬模様の木々や野は緑の兆しを見せ始め、 ジェムはまたもや初咲きの さんざしを持って来た。 【「炉辺荘のアン」 第22章】 |
今日は、白い朝を迎えました。
「白い朝」 と言えば、何となくロマンティックですが、
実は、空の事。その空も何だか霞んでいるかのようです。
そろそろ中国からのPM2.5の飛来を
気にしなければならないのかも知れません。
暖かくなるのはいいけれど、
今度は大気汚染を気にしなければならないなんて。
とかく世の中は、ままならないものですね。
さて、つい先日、紫色の花芽を見た、「匂い菫」。
待ちに待ったその一番花が開花。
それこそ、朝な夕な見守っていたものです。
菫が咲くと、春はもうすぐ。駆け足でやって来ます。
こんな光景は毎年の事ながら、
毎年、違った貌(かお)を見せてくれます。
とは言え、咲いたのはまだ一輪だけ。
早く、この辺り一帯が紫に染まって欲しいです。
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