【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

神と神話の国日本

2015-02-23 20:04:28 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)
   二日続けて重い空で明けました。
  そのどんよりした空は、一日中続く羽目に。

   “2月って、こんなに天候が安定しない月だったかしら・・?”
  自分に問いかけてみても、すっかり失念している始末。
  当然の事ながら答えは返って来ません。

   そう言えば、「2月はひねくれた季節」・・。
  つい3日前に記したばかりでしたね。
  ここに来て俄かに現実味を帯びて来ています。














   さて、今年は年明けから物騒なニュースが
  巷(ちまた)を駆け巡っています。
  それは日本のみならず、世界各地でも。

   とりわけISISなど、テロ組織の非道なる行為は、
  その残虐性も伴って目を覆うばかりです。

   それも然(さ)る事ながら、相も変わらず、
  テレビに居並ぶ、コメンテーター達のノーテンキなコメントにも。

   ~失礼しました。
  今日は、こんな事を記すつもりはありません。

   実は、2月22日付の新聞記事に載った、
  愛知の中学校長のブログ記事の事を。(学校のHP上のブログ)

   それは建国記念の日を前に校長が朝礼で、
  「日本の起源」 について話し、その基になった
  原稿をブログに掲載したというものです。

   しかしながら市教委は、1件の批判の声が寄せられた途端、
  校長に注意をし、記事をHP上から削除させたというもの。

   私などはその記事を読み感動し、
  今の日本の中学校に、そんな校長がいる事に
  大いに感激した口ですから、訳が分かりません。

   以下にその削除されたという記事の全文を記します。
  これのどこが、どう間違っているというのでしょう・・。

   よしんば、間違っていたとしても削除はないでしょう。
  それこそ、偏向教育に他なりません。

   

   

   


2月11日は建国記念日です。
そこで今日は日本のルーツ、日本の起源について、
お話をしたいと思います。
日本の建国は、今から2675年前の紀元前660年
2月11日、初代、神武天皇が即位した日が始まりです。
世界一広いお墓、大仙古墳で有名な、16代仁徳天皇が
ある日高台に登って遠くをご覧になられました。
すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊き
する煙が少しも上がっていない事に気付いたのです。

仁徳天皇は 「民の釜戸より煙が立ち昇らないのは
貧しくて炊くものがないのではないか。
都がこうだから、地方はなおひどい事であろう」
と仰せられ、3年間、税を免除されました。

税を免除したために朝廷の収入はなくなり、
宮殿は大いに荒れました。
天皇は衣を新調されず、茅葺屋根が破れ、
雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から
見えるという有様でした。

3年が経って、仁徳天皇が同じ高台に出られて、
遠くをご覧になると今度は、煮炊きする煙が
盛んに立つのをご覧になり、その時、
仁徳天皇がこのように言われたという事です。

「高き屋に登りて見れば煙立つ
民の釜戸は賑わいにけり」

そして、一緒におられた皇后に
「私は豊かになった。喜ばしい事だ」
と仰ったという事です。

 皇后はそれを聞いて 「陛下は変な事を仰いますね。
衣服には穴が開き、屋根が破れているのに、
どうして豊かになったと言えるのですか」

すると 「国とは民が根本である。その民が豊かで
いるのだから、私も豊かという事だ」 と言われ、
天皇は引き続き、更に3年間、税を取る事をお許しに
ならず、6年が経過して、やっと税を課して、
宮殿の修理をお許しになりました。すると人々は
命令もされていないのに、進んで宮殿の修理を始め、
瞬く間に立派な宮殿が出来上がったと言います。

この話は神話であり、作り話であるという説も
あります。しかし、こうした神話こそが、
その国の国柄を示しているとも言えるのです。

こうした天皇と国民の関係性は、
何も仁徳天皇に限った事ではありません。
敗戦直後の1945年9月27日、
124代昭和天皇は、マッカーサーと会見をしました。
そして、その会見で昭和天皇はこのように
マッカーサーに話したのです。

「今回の戦争の責任は全て自分にあるのであるから、
東郷や重光らを罰せず、私を罰して欲しい。
ただし、このままでは罪のない国民に多数の餓死者が
出る恐れがあるから、是非食糧援助をお願いしたい。
ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、
その費用の一部に充てて欲しい」 と述べたのでした。

それまで、天皇陛下が、多くの国王のように、
命乞いに来たのだろうと考えていた
マッカーサー元帥は、この言葉を聞いて、やおら
立ち上がり、陛下の前に進み、抱きつかんばかりにして
陛下の手を握り、「私は初めて神の如き帝王を見た」
と述べて、陛下のお帰りの際は、マッカーサー自らが
出口まで見送りの礼を取ったのです。

このように初代、神武天皇以来2675年に渡り、
我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した
世界に類を見ない国家です。

日本は先の太平洋戦争で、建国以来、初めて負けました。
しかし、だからと言って、アメリカから初めて
民主主義を与えられた訳ではありません。
又、革命で日本人同士が殺し合って
民主主義を作った訳でもありません。

古代の昔から、日本という国は、天皇陛下と民が心を
一つにして暮らして来た穏やかな
民主主義精神に富んだ国家であったのです。

私達は日本や日本人の事を決して卑下する必要は
ありません。皆さんは世界一、長い歴史と素晴らしい
伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に
貢献出来るよう、一生懸命勉強に
励んで欲しいと思います。 (原文のまま)
 


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